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知の泉

地方都市で子供に携わる仕事を、20年くらいやってます。受験・子育て・教育に関することやその他自分の知的好奇心をくすぐった話題を呟いています。時々自分で食べて美味しかったもの、これ欲しいなあというものも呟いたりしてます。

個別指導塾の上手な使い方・選び方

個別指導塾の上手な使い方・選び方①

「まずは、教室長を見極めよう」

あちこちにある「個別指導塾」。

CMでもよく見る名前の「個別指導塾」は、地域に何教室も運営しているものから、

脱サラでフランチャイズ契約したオーナーの教室まで様々です。

特に脱サラ組は、業界未経験のケースもありますから、その場合、生徒の指導をするアルバイト学生に、全てを丸投げっていうひどい場合もあります。当然進路指導も学習指導もほとんどできなかったりします。

 

一方で長年続いているような、しかも教室長も直接指導をしているような、個別指導塾は、生徒指導も進路指導もしっかりしていることが多いと思います

そこで、この個別指導塾どうかな?と思ったら、直接教室長と話してみるのが一番です。

「教室長さんも教えてるんですか?」

「教室長さんは以前はどんな業界でいらしたんですか?」

「○○中学で、○番位だと△△高校には例年合格してますか?」

「○○中学の△年生は他の中学と比べて今年はどうですか?」

 

そういった質問にしっかりと受け答えできないようであれば、他をあたった方が良いかもしれませんね。

個別指導塾の上手な使い方・選び方②

「少しうるさい親だ」と思わせる

都市部の個別指導塾なら、「東大」「京大」の現役の学生が指導します!って個別指導塾もあるでしょうが、特に地方であれば、せいぜい地元国立大学の学生がアルバイトで指導しているケースが大半です。もちろん、何年か指導歴があって優秀なアルバイト学生もいるでしょうが、それだけでは教室の先生が不足するのが現状です。結果、指導スタッフは玉石混交。優秀なスタッフもいればそうでもないスタッフが混じることになります。

入校時に、「ウチノ子供はこういう状態で、こういう先生に教えて欲しい」という希望をしっかりと教室長に伝え、「ちょっとうるさい親だな」と思わせる位が、「優秀なスタッフ」にあててもらえることにつながります。そういった、「要望・希望」に快く対応してくれない個別指導塾なら、他の個別指導塾を当たった方が良いと思います。

個別指導塾の上手な使い方・選び方③

「面倒なお願い」はできるだけ早めに

講習会の時期などは、日程や時間帯を選んで受講できるシステムの個別も多かったりします。この日程この日程でこの時間帯で、といった「面倒なお願い」を期日ギリギリにしたり、日程が近づいてからの変更などをすると、「日程・時間帯」優先でスタッフとの組み合わせを作るしかなく、結果として「玉石混交」の「石」のスタッフをあてられてしまうことにもなりかねません。

「面倒なお願い」は、できるだけ早めに!が絶対にお得です。

もし、普段指導を受けていて、子供とも相性が良い先生が居るのであれば、

「講習会で、いつもの○○先生で授業をお願いするにはいつだと良いですかね?」と事前に聞いてみるのが一番良いかも知れません。

 

 

個別指導塾の上手な使い方・選び方④

「その子のペースに合わせてくれる」は、ある意味危険!

「その子のペースに合わせて」っていうのは個別指導塾の売り物でもあります。

確かに、集団の塾で分からないところがあってもなかなか質問もできず、早い授業スペースについていけない生徒にとっては、「生徒のペースに合わせて」「分かるまで」指導してくれる、っていうのはそういった生徒にとっては非常にプラスになりえます。

 

「伸びない生徒」の共通点として、「作業(学習)スピードが遅く」、結果として「勉強量(練習量)が不足してしまう」ということがあげられます。「伸びていくため」には、本当は「作業(勉強)スピードの改善」が必要なのに、「個別でその子のペースに合わせてくれる」ことで、結果としていつまで「勉強スピード」が上がらない危険性があるのです。

 

その意味では「勉強スペードの改善」の重要性を十分わかっている個別塾・先生なら良いのですが、そうでない場合は、「ウチの子は、勉強スペードが遅いので、それを改善するように指導をお願いします」と一言釘を刺しておくのも一つの手だと思います。

 

個別指導塾の上手な使い方・選び方⑤

「個別指導塾に週何時間受講させる?」

個別指導塾の授業料は、集団形式の塾・予備校に比べて割高になるのが普通です。「うちの子本当にできないから、毎日でも・・・」と思ってしまう保護者の方もいます。(経済的には余裕があるのでしょうが・・・)しかし、それも危険です。

一つ目の理由は、個別指導塾によっては、部活動や体調不良などで欠席の場合に、別日程で振替の授業をお願いできることもあるのですが、毎日のように通塾の生徒は、仮に欠席があっても、もう振替を組める日がないことになります。

半年、1年と通塾している間には、必ず欠席しなければいけない日があるのですから、多少余裕がある通塾日数に留めておいた方が賢明です。

 

二つめの理由は、生徒が「教わらなければ勉強できない」体質になってしまうということです。個別指導塾は、「分からないことを教えてもらえる」のが良い点です。しかし、余りにそういう勉強ばかりしていると、自分で勉強ができない体質(勉強方法)になってしまいます。いくら個別塾で勉強時間を増やしたとしても、最終的な受験の時期には、「自宅で自分で勉強する」時間が必要になってきます。(24時間塾にいるわけではないですから・・・)その時になって「自分で学習できない体質の生徒」は伸び悩んでしまいます。

 

一方で、料金が高いから、「1週間に1時間だけ」受講、というのも考え物です。いくら優秀な先生でも、1週間に1時間だけの指導で、その生徒のことを伸ばしてあげられるかというと、そうは簡単にいきません。やはり苦手な教科であれば(苦手だから個別指導塾に行くのだと思いますし)週最低2~3時間は必要だと思います。

 

もちろん、生徒によるのでしょうが、得意な教科は自分で勉強するか、集団塾・予備校を利用し、苦手な教科(2~3教科)をそれぞれ2時間程度学習するというのが、一番上手な個別指導塾の利用の仕方なのではないでしょうか。

 

どちらにしても、高い料金を払って、しかも大事な自分の子供を預けるのですから、上手に個別指導塾を選んで、上手に使っていきたいものですね。