サンマモルワイナリー【津軽ワインレッドスチューベン】ってのを飲んでみた
数日前、テレビのCMで、「津軽ワイン」発売!とか何とかってのを見た。(1回しか見ていないので記憶もあいまい・・・)何だろう、1回飲んでみたいなぁと思い、とりあえずネット検索。記憶に残ってたのは「津軽ワイン」だったので、「津軽ワイン」で検索。
へえ、サントリーなんだ、と思いクリック。
どうやら、サントリーのジャパンプレミアムワインの産地シリーズの青森県バージョンらしい・・・
いつか飲んでみたいなあと思いつつ、その時はそこまでで終了。
本日【津軽ワイン】のラベルを偶然発見!
これかぁ、と思い速攻で購入。値段も税込み1,177円とお手頃。
まあ、きちんと確認しなかったのも悪いんだけど、自宅に帰ってみると、どうも先日ネットで確認したものとは別物!
買ったのはサンマモルワイナリー【津軽ワインレッドスチューベン】
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【サンマモルワイナリー 津軽ワイン2本セット(レッド・ホワイト)】■発送期間:7月1日~9月15日青森スチューベン送料込み・産地直送 青森 価格:3,600円 |
調べてみると、元々は「下北ワイン」ってのを作っているサンマルモワイナリーが、青森県の大鰐町にある、「青森ワイナリーホテル」(旧青森ロイヤルホテル)内に第2工場を作り醸造したものだとのこと。なお、サンマモル第2工場製造には【津軽ワインホワイトスチューベン】ってのもあることが判明。
「津軽ワイン」を作ってるサンマモルワイナリーの「下北ワインリョウ(Ryo)ピノノワール 赤」ってのが結構すごかった
この「津軽ワイン」を作ってるサンマモルワイナリーの「下北ワインリョウ(Ryo)ピノノワール 赤」ってのが、調べてみると結構すごかった。
国産ぶどうを対象にした日本ワインコンクールで2016年に金賞を受賞していたり、元サッカー日本代表の中田英寿の、「REVALUE NIPPON DIARY」というサイトにも紹介されているほど。
「津軽ワイン」ってCMで打ち出すべきだったのか?
騙されて買ったとは思わないです。いわゆるフルボディの豊潤さとは違い、フルーティーで軽いすっきりとした味わいは、どんな料理とも合うと感じたし、こういう味が好みの人もたくさんいると思う。いや、むしろ赤ワインの何か渋い感じが苦手だって人には是非お勧めしたいくらいです。
念のため、サントリーのサイトを調べてみましたが、「サントリージャパンプレミア産地シリーズ」がTVコマーシャルをやった形跡はないので、間違いなく私が見たコマーシャルは、サンマモルワイナリーの【津軽ワイン】だったのだと思います。以下その前提で。
ならば、どうして、せめてCMだす前に、「津軽ワイン」を前面に出したCMなら、「津軽ワイン」って検索しても自社の製品が上位表示されないことを確認しなかったのでしょう?
私は、自分なりの努力をして、自分のサイトが、それなりのビッグ検索用語で上位表示されるようになってきましたが、少なくても「津軽ワイン」にはそういう努力が見えないような気がするのです。自分のサイトを検索で上位表示させて販売に結び付けるのってホント大変です・・・
TVCMでは、「津軽ワイン スチューベン」ってネーミング打ち出すか、「サンマモル津軽ワイン」ってネーミングで打ち出すべきだったのでは
多分、サントリーの産地シリーズのネット検索での上位表示を考えれば、「津軽ワイン」での上位検索を狙うよりは、「津軽ワインスチューベン」か「サンマモル津軽ワイン」で上位検索表示を狙う方がずっと楽そうだ。(と私は思います)
それに、そもそもまだ地元の人にでさえ「サンマモル」って名称が浸透していないんだから、「サンマモルの津軽ワイン」「サンマモルの津軽ワイン」って連呼するくらいでも良かったんじゃないかなあと思います?
ラベルのSun Mamoru Wineryってネーミングだって読めないし・・・
そもそも、かっこよくデザインしたかったんでしょうけど、ラベルのSun Mamoru Wineryってのも、特にWが一目では読めないと思います。というか、そもそもサンマモルワイナリーって何なんだ?きっと、HPか何かで「サンマモルワイナリーってネーミングそういう意味だったのね」ということが説明してあるんだよねきっと・・・と思ってHP検索。
サンマモルワイナリーのHP検索したら・・・
これは、2017年5月6日現在の魚拓ですが、
CM打ってるのにHP製作中って、このWEB販売時代に売る気があるのかしら?って思ってしまいます。
マイクロ投資ファンドで一般投資家の資金集めてるみたいだし、もっとうまい売り方あるんじゃないかと思っちゃいます。
WEB販売時代のネーミング・マーケティングについて
対面式の販売の強さ、営業努力、マーケティング戦略の大切さはもちろんだと思います。でも、WEB販売時代では、どういうキーワードがネットで検索され、どういう競合が上位表示されているかも考えたうえで、商品のネーミングを考え、どういう複合検索(「〇〇+商品名」とか)で検索上位表示を狙うかということまで考えないといけないのだと思います。また、HPで、そういった検索用語をどれだけの回数ちりばめて、ちょっと専門的になりますがL1タグをどの用語に打つのか、といった工夫も必要になります。しかもそれは、グーグル先生という見えない敵との戦いなので、工夫しては直し、工夫しては直し、といった努力も必要になります。
良いものを作るのはもちろんです。でも、うまくそれを世の中に知らせて買ってもらわなければ、いずれその「良いもの」は作り続けることができなくなります。
もし、今ある在庫が売れればいいや・・・買いたい人だけ買ってくれればいいや、というなら別です。CM出して、売りたい分を店頭に並べて「売り切れ御免!」・・・
でも、きっとそうじゃないんですよね。これから、「サンマモル」のブランドの「下北ワインリョウ(Ryo)」「津軽ワイン」「レッドスチューベンワイン」をもっともっと全国の人、世界の人に知って、飲んでもらいたいんですよね。私は今日飲んだこのワイン、もっと多くの人に飲んで欲しいと思いますよ、だから、だからもったいないなあ、と思うのです。ご関係者の方でご気分害した方いらしたら申し訳ございません。
追記)「津軽ワインレッドスチューベン」でも「サンマモル津軽ワイン」でも、このブログがヤフー検索で最上位に表示されちゃいました(笑)