知の泉

地方都市で子供に携わる仕事を、20年くらいやってます。受験・子育て・教育に関することやその他自分の知的好奇心をくすぐった話題を呟いています。時々自分で食べて美味しかったもの、これ欲しいなあというものも呟いたりしてます。

公立2番手高校からの受験 ~ 地元国立大・MARCH・旧帝大クラスはどうしたら合格可能か ~

公立2番手高校からの受験 ~ 地元国立大・MARCH・旧帝大クラスはどうしたら合格可能か ~

 

長年田舎の県で高校生とも一緒に学習してきました。都会のように私立の中高一貫校が数多くあるわけではなく、高校は基本公立高校が第一志望という、よくある田舎の県です。今までの経験から「公立2番手高校からの大学受験 で、 地元国立大・MARCH・旧帝大クラスは合格可能か」「合格していくにはどういう勉強をするべきか」についてまとめてみたいと思います。

 公立2番手高校からの受験 ~ 地元国立大はどうしたら一般受験で合格可能か ~

田舎の県の公立2番手3番手の高校の生徒にとって、地元の国立大学合格が目標という生徒も多いことでしょう。しかし、わが県の実態もそうなのですが、公立2番手3番手高校から地元国立大学現役合格というのは思いのほか難しいのが現状です。確かに2番手高校の意地にかけて、学校サイドも国公立大学合格者数をあげようと必死ですが、一般受験で合格していくのは上位の一握りであることも多いのではないでしょうか?(この辺はそれぞれの県・高校によって事情は異なると思いますが・・・)

 

公立2番手高校、3番手高校の生徒が地元国立大学一般受験で苦戦するのはなぜでしょう?

 

1番手の高校の生徒は、入学時の目標は、旧帝大クラスとか医学部医学科って生徒が数多くいます。というか大半です。実際トップ高校といえども、旧帝大クラスや医学部医学科に現役で合格していくのは上位層に限られます。しかし少なくても、入学時の目標は高いところにあります。当然学校の指導も、そういった旧帝大クラスや医学部医学科の二次試験に対応できるような二次・記述力の養成に時間をかけます。実際、11月、12月前半でも二次・記述に主眼を置いた勉強をさせて、センター試験対策は本当に12月後半以降ってことも普通です。というか、そうでなければ旧帝大クラスは合格できないですし・・・。

 

一方で、2番手・3番手の高校の場合、夏以降の授業でセンター試験対策を繰り返し行うことが多いです。まあ、クラスの大半はそれですらアップアップってのが現状ですから仕方ありません。

 

さて、センター試験終了。もちろん1番手の高校の生徒で、当初の目標通り上位の国公立大学受験をする人もいるでしょう。しかし、現実の自分のセンター点を見て、安全策で地元国立大学受験って生徒も現実にはたくさんいます。

 

そういった、年末までは曲がりなりにも高い志望を持って、二次・記述の対策をしてきた1番手高校の生徒に、センター後にようやく二次記述対策を始める2番手高校の生徒が太刀打ちできるはずがありません。

 

「地元の国立大学は、センター試験の点数比率が二次試験より高いから、とにかくセンター試験勝負」と思っているかもしれません。確かにセンター点は重要です。生徒も親もその辺は少し勘違いしていることが多いですが、思った以上に二次試験は重要です。二次試験対策が十分できていなければ、センター試験でAとかB判定でも普通に落ちます。その辺の二次・記述対策ができているかどうかが、トップ校と、2番手高校3番手高校との大きな差なのです。

 

公立2番手高校・3番手高校から地元国立大学に一般受験で合格するためには、とにかく二次試験で使う科目の記述式の学習をできるだけ早くから、センター試験ぎりぎりまで続けることです。 

公立2番手高校からの大学受験 ~ 地元国立大は推薦・AO入試に積極的にチャレンジする ~

 最近では、推薦・AO入試合格者の比率も増えてきています。実際、「うわあ、あのレベルしか勉強できないのに良く合格したね~」って生徒も毎年たくさんいます。

 

公立2番手高校から地元国立大学に合格していくためには、そういった推薦・AO入試も積極的にチャレンジしていくことが、合格していくためには大切です。

 

そのためにも、実は高校に入ってすぐから、推薦・AO入試も意識して、普段の学校の定期試験を頑張り、内申点(評定平均)を確保していくことが大切です。3年になって、「あの~推薦入試受けたいんですけれど・・・」と言っても、1年次、2年次の成績が悪ければ、条件を満たさず出願できなかったり、不利な戦いを強いられることになります。

 

そのためにも、1年次、2年次でも、「受験に使わないから基礎物理は捨てる」「受験に関係ない科目だから赤点にならなければ・・・」といった気持ちで通信簿に2とかついてしまうと、推薦・AO入試のチャンスを逃し、結果として公立2番手高から地元国立大学合格という最大のチャンスを逃してしまうことになります。だから、高1の早い段階から、毎回毎回の定期試験を大切にしなくてはいけないのです。

 

また、志望する大学でどんな推薦入試・AO入試が行われているのかをチェックしておくことも非常に大切です。

 

是非、「平成32年度〇〇大学入試予告」ってグーグルで検索してみましょう。自分が志望する大学の入試に該当年度に変更点がある場合には、早い段階で確認することも可能です。

 

 公立2番手高校からの受験 ~ MARCHはどうしたら合格可能か ~

 公立2番手高校からMARCHクラスに合格していく・・・非常に難しいのが現状です。特にここ数年は、大学合格者定員の厳格化(水増し合格が減っている)により、早慶上智はもとより、MARCHクラスに合格していくことは非常に難しくなっています。

 

場合によったら、旧帝大クラスの受験者ですら、滑り止めのつもりで受験したMARCHクラスは不合格だったっということも珍しいことではありません。そのぐらい難易度が上がっているのが現実だし、少なくてもここしばらくはその傾向が続くと思われます。

 

では、公立2番手高校からMARCHクラスに合格していくには、どうしたら良いのでしょう?

 

まずは、公募型の推薦・AO入試にチャレンジしてみましょう。これも、ツボにハマれば、(どうしてもその大学・学部・学科で合格したいという思いが大学側に伝われば)本人も高校の先生もビックリの合格通知が届くことがあります。

 

ダメ元でチャレンジです。

 

もちろん、うまくいかないことの方が多いのですから、実際の入試で合格していくことを考えなければいけません。「センター試験参加型の入試」は、得点率が80%半ばであることも多いし、科目数も多いことがありますから、余り現実的ではありません。

 

やはり、実際の入試で、文系なら英国社または英数国での受験となりますが、もし数学が得意なのであれば、英数国で勝負です。ダメなら英国社の受験となります。理系なら英数理となりますが、いずれにしても、自分の学校の進路に合わせて勉強しているようではMARCHクラスの合格には間に合いません。

 

地元に信頼のおける塾・予備校があるのであれば、早い時期から利用すればよいと思いますが、補習型の塾・予備校だとダメです。あくまでも自分の学校の進路より先に学習の手伝いをしてくれる塾・予備校でなくてはいけません。

 

それが、なければ映像型の学習も候補となりますが、東進だとだいぶ費用もかかりますから、現実的にはスタデイサプリ受験生の2人に1人が利用する圧倒的なわかりやすさ!まずは無料でお試し を使って、どんどん先に学習していく工夫が必要です。いずれにしても、受験に必要な教科は自分の学校の中でトップになるつもりでも学習が必要だし、それができなければMARCHクラスの合格は厳しいと思います。

 

 

公立2番手高校からの受験 ~旧帝大クラスにはどうしたら合格可能か ~

では、公立2番手高校からの受験 旧帝大クラスに合格していくにはどうしたら良いのでしょうか?

 

現実的には、非常に厳しいものがあります。これも、まずはAO型の入試を検討することから始めるのが現実的です。そのためにも、少なくても2番手・3番手の高校であれば常にトップクラスの成績を維持し、評定平均4点台後半を目指さなければいけません。高い評定平均があり、その大学の学部・学科に対する自分の思い入れがあれば、AO入試で合格していく可能性がないわけではありません。

 

私大の受験と異なり、旧帝大クラスを実際の一般入試で合格していこうと思えば、まずはセンター試験で五教科大きな穴がないように点数が取れるように学習を進めていかなければいけません。まずは、1年次から全ての教科で学年トップを取るくらいのつもりで学習を進めることが必要です。

 

そういった生徒にありがちなのが、「自分は難関校をめざしているんだから、その勉強を中心にして、学校の定期試験は別にどうでも良い・・・」という姿勢。はっきり言います。2番手高校・3番手高校なら、普段どんなに予習の単元を勉強をしていようが、定期試験では学年トップクラスにいなければ旧帝大クラス合格は夢のまた夢です。

 

一方で、二次試験科目に関しては、きちんとした記述式の答案がかけるようになっていかなければいけません。公立トップ高校であれば、そういった記述式の対策も普段の授業から意識しているでしょうが、2番手高校・3番手高校ではそうはいきません。学校のカリキュラムより先の単元を学習していくことはもちろん、二次記述試験を意識した学習が不可欠です。

 

地元で信頼がおける先生のいる塾・予備校、例えば数学専門塾とか英語専門塾とか、難関大学卒の先生がいる塾・予備校があれば一度相談してみる価値はあります。うまくそういった塾・予備校がみつからなければ、 難関大学の受験対策なら Z会の通信教育 が二次記述力を養っていくには候補となります。

 

以上、公立2番手高校からの受験 で、 地元国立大・MARCH・旧帝大クラスはどうしたら合格可能かについてまとめてみました。今登ろうとしている山は、険しく厳しい山ですが、夢を夢で終わらせることなく、自分の志望校合格を勝ち抜いていくことを願っています。

 

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