知の泉

地方都市で子供に携わる仕事を、20年くらいやってます。受験・子育て・教育に関することやその他自分の知的好奇心をくすぐった話題を呟いています。時々自分で食べて美味しかったもの、これ欲しいなあというものも呟いたりしてます。

【勉強できない子供 勉強の仕方が分からない】「スーパー教師」の教え方にヒントがあった

勉強できない子供 勉強の仕方が分からない

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小学校のプリント形式のテストが酷い点数・・・

中学校の定期試験で、これは酷いって点数・・・

 

うちの子供本当に勉強できない!特別難しい学校の受験をする予定はないけど、これじゃあ、あんまりひどいから、スーパー家庭教師とかっていうのでも頼もうかしら・・・

 

どうやって勉強させたらよいのか、勉強の仕方が分からない・・・

 

そんな気持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

【勉強できない子供の勉強の仕方】は「スーパー教師」の教え方にヒントがあった

20年以上、塾・予備校業界に携わってきましたが、やはり「人気のあるスーパー教師」というのが存在するのも事実です。「スーパー教師」の指導を見ていると、 そこに勉強できない子供たちに対する教え方のヒントがあります。

 

勉強できない子供の分かる言葉に翻訳をしてあげる

 

「スーパー先生」と言われる人の中には、いわゆる「熱血タイプ」の指導法の人もいれば「淡々とゆっくり指導するタイプ」の人もいます。

 

スーパー先生は何も特別の技を使って指導しているわけではありません。

基本的には単に「教科書」や「問題」を一緒に読んでであげているだけのことが多いです。

 

「読んであげるだけ???」

 

でも、スーパー教師の「教科書・問題」の読み方は、ちょっとだけ違います。

 

「つまり・・・」という言葉をうまく挟み込んで

「教科書」や「問題」を「勉強ができない子供たちでも分かる言葉に翻訳」してあげながら一緒に教科書を読んであげているのです。

 

勉強ができないといわれる子供たちはビックリするほど「語彙力」「文脈把握力」が弱いことが多いです。

 

「教科書のココに書いてあるじゃない!」「何で分からないの!」

と言いたい気持ちは分かりますが、「勉強できない子供」は「ソコに書いてある日本語」を理解できないことが多いのです。

 

だから、自分たちの分かる言葉に翻訳してくれる「スーパー教師」の授業は「分かりやすい」と言うのです。

 

もし、低学年のお子様で、一緒に教科書を読んであげられる時期ならそれも良いでしょう。特に、社会や理科でこの「教科書を分かりやすい言葉に翻訳してあげる」という方法は効果的です。

 

もちろん、そんな時間がなければ、普段の会話でも良いのです。「今のテレビで喋ってた〇〇って言葉の意味知ってる?」「××ってことだよ」などと、一つでも多くの語彙を増やしてあげられればいいですね。

  

勉強できない子供には、学んだことを「しゃべらせてみる」

個別指導の現場でも、

「〇〇だから××だよね」「うん」

「じゃあ、△△になるよね」「うん」

「分かった?」「うん」

 

「じゃあ、今、先生の喋ったこと自分で喋って説明してみて」

「えっ??・・・・」

こんな場面は本当によくあります。

 

勉強のできない子供は、「聞いて、分かったつもり」になっているだけで、「聞いたこと」を頭に入れて、それを「喋る」=アウトプットする作業をしていないことが多いと思います。

 

「自分で喋る」ことができないければ「答案に書くことができない」=テストの点数が悪いことになります。

 

「スーパー教師」と言われる人は、それが上手です。必ず、自分が説明したことを生徒にも「喋らせてあげる」のです。

 

最初は、なかなかそれがうまくできない子供も、慣れれば少しずつ「先生の言葉をまねて」「自分で説明できる」ようになっていきます。

 

それが、習慣になっていくと、自分で勉強しているときも、教科書を読んだり、問題集を穴埋めして勉強が終わりではなく、「自分が学んだことを口に出して、空で喋る(見ないで喋る)」練習をするようになっていきます。そうなれば以前は勉強できなかった子供の成績も見違えるように良くなっていくことが多いものです。

特に英語の勉強できない子供には、教科書を音読させるという勉強の仕方

うちの子供、一生懸命英語のワークとかやっているのに、英語の成績が酷い、という中学校1、2年の子供には、教科書を音読させて、それを聞いてあげてください。

 

そもそもワークを穴埋めして英語の勉強をしたつもりになっている生徒は、教科書の音読ができません。発音が下手というレベルではなく、本当に読めないことが多いです。

 

読めないものをテストの答案に書けるはずがありません。

 

お父さん・お母さんが英語の専門家である必要はないし、発音が上手である必要もありません。英語の教科書を読ませて、ひっかかたら「カタカナ英語」で構いませんから手助けをしてあげて、きちんと読めるようになるまで「そばで聞いてあげる」ことに付き合ってあげられればそれで良いと思います。

勉強できない子供の目の動きを確認するところから勉強の仕方を改善する

例えば英文を書いて練習する、ノートに何かをまとめる、といった作業を子供がしているときには、「子供の目の動き」に注意してあげてください。

 

例えば、” Go straight and turn lefft at the second corner and you'll see it on your left."

という文章を見本のテキストを見ながら書いて練習するとします。

 

勉強できない子供は、 

「Go」をテキストで見る。視線をノートに動かして「Go」と書く。

⇒「straight」の「s」を見る⇒「s」と書く⇒「t」を見る⇒「t」を書く・・・

 

一つの例文を書き写すだけで視線が左右に何往復もします。これは、単にアルファベットの羅列を書き写しているだけで、「英単語を書いている」のでも、ましてや「英文を書いている」のでもありません。この書き方(視線を左右に何度も往復させる)をしている生徒に、もう一度見ないで書いてみて、というとまず書けません。

 

理想的には見本のテキストを見て、声を出し、いったん頭の中にテキストを覚えてから、視線を見本から離して一気に頭の中に覚えた英文を書くというのがおすすめです。最初は一気にできない場合も多いですが、この作業、つまり「一旦頭の中に入れて」それを「書く」というアウトプットを続けることで、自然と「モノを覚えて、それを思い出してテストに書く」ということができるようになっていきます。一度、自分の子供の「目が左右に何度も往復していないか」をチェックしてみてください。

 

もし、子供の目が何度も左右に動いているようであれば、

①「じっと見本のテキストを見る」(できれば口に出して覚える)

②「いったん見本のテキストから目を離して、見本を見ないで書く」

こうすると早く自分で書けるようになるということを伝えてみてください。

 

「スーパー教師」と呼ばれる人は、そういった子供の目の動きにすら気を配っているのですね。

 

さあ、お父さん・お母さんも、今日から「スーパー教師」の仲間入りをして、少しでもお子様の勉強の仕方を改善し、願わくば成績が良くなる手助けをしてあげませんか?

 

以上【勉強できない子供の勉強の仕方】「スーパー教師」の教え方にヒントがあるのでは?についてでした。