電子辞書【カシオとシャープ】違いを比較2023～高校生・中学生におすすめの電子辞書～
電子辞書の二大メーカーカシオとシャープ。高校入学・中学入学時に電子辞書の購入を考える人も多いと思います。
電子辞書【カシオとシャープ】どちらを選ぶか最新機種で違いを比較してみました。
カシオの電子辞書はBCN Award連続最優秀賞 シャープの電子辞書は顧客満足度・最優秀賞受賞という違い
カシオはBCN Award電子辞書部門 最優秀賞
シャープの電子辞書はイードアワード顧客満足度・最優秀賞10年連続No1
教育情報サイト「リセマム」は、電子辞書の顧客満足度調査を実施し、イード・アワード「電子辞書」を発表しています。
イード・アワード「電子辞書」
最優秀賞
シャープ Brain（ブレーン）
部門賞
操作性のよい電子辞書 シャープ Brain（ブレーン）
検索機能のよい電子辞書 シャープ Brain（ブレーン）
画面が見やすい電子辞書 シャープ Brain（ブレーン）
閲覧性の高い電子辞書 シャープ Brain（ブレーン）
音声品質のよい電子辞書 シャープ Brain（ブレーン）
携帯性の高い電子辞書 シャープ Brain（ブレーン）
デザインのよい電子辞書 シャープ Brain（ブレーン）
耐久性に優れた電子辞書 シャープ Brain（ブレーン）
コスパのよい電子辞書 シャープ Brain（ブレーン）
これだけだとカシオとシャープの電子辞書どっちがいいか違いが分かりませんね。
電子辞書カシオのアルカリ乾電池式に対してシャープはリチウムイオン充電池式という違い
カシオの電子辞書はアルカリ乾電池式。
一方でシャープの電子辞書はリチウムイオン電池で、付属のACアダプターかmicroUSBケーブルで充電して使います。また市販のモバイルバッテリーも使うことができます。
簡単にカシオの電子辞書とシャープの電子辞書の違いを比較すると、カシオの電子辞書は乾電池式に対して、シャープの電子辞書は、スマホみたいに充電して使うということです。
カシオの電子辞書は、単3アルカリ電池2本で最長約130時間駆動。シャープの電子辞書も約130時間というパンフレット表記。
カシオの電子辞書は電池切れのたびに乾電池を購入しなくてはいけないところが面倒なところ。まあ、最悪近くのコンビニでもアルカリ乾電池はいつでも買えますが・・・シャープの充電式も面倒と言えば面倒ですが、スマホの充電と同じだと思えば、そこまで苦にはならないと思います。
個人的には電源に関してはシャープの電子辞書に軍配ですが、いちいち充電より乾電池入れ替えの方が良いという人はカシオの電子辞書ですね。
電子辞書カシオの液晶は5.2型に対してシャープの液晶は5.5型という液晶の大きさの違い
液晶の〇型というのは斜め部分のインチ数なので、
カシオの電子辞書液晶の斜めの長さが約132mmに対して、
シャープ電子辞書液晶の斜めの長さは約139.7mmということになります。
シャープの電子辞書はカシオの電子辞書に比べて、気持ち大きい液晶で見やすいですね。
また、シャープの電子辞書の特長は液晶画面を縦でも横でも使用できること。
机の上に置いて使用するときは横にして、電車の中で単語の学習をするときは縦にしてという使い方もできます。縦置きにするとまるでスマホの感覚ですね。
カシオ電子辞書高校生向けモデルXD-SX/XD-SVシリーズに対してシャープ電子辞書中学生・高校生向けモデルは2種類
カシオ電子辞書高校生向けモデルは
●XD-SX4800（2020年旧型高校生モデル）
●XD-SX4810（2022年旧型高校生モデル）
●XD-SX4810（2023年新型高校生モデル）
●XD-SX4900（2020年旧型高校生英語強化モデル）
●XD-SX4910（2022年旧型高校生英語強化モデル）
●XD-SX4920（2023年新型高校生英語強化モデル）
●XD-SX4200（2020年高校生エントリーモデル60コンテンツ）
●XD-SV4000（2021年高校生エントリーモデル30コンテンツ）
カシオ電子辞書の新型、旧型の比較は下記を参照ください。
シャープ電子辞書高校生モデル2024モデル（2024/2月発売）
シャープからは高校生向け電子辞書BRAIN PW-S3が2024年2月に発売
シャープ電子辞書高校生向け2022年までモデルは
●PW-S2（高校生ハイレベルな英語コンテンツ収録モデル）
●PW-H2（高校生6教科の学習に対応モデル）
収録コンテンツのイメージとしては、
カシオのXD-SX4900～4920（高校生英語強化モデル）≒シャープのPW-S2/PW-S3（高校生ハイレベルな英語コンテンツ収録モデル）
カシオXD-SX4800～4820（高校生モデル）≒PW-H2（高校生6教科の学習に対応モデル）
といった感じでしょうか。
高校生の英語を長年指導してきていますが、カシオもシャープも上位機種に収録の「ロイヤル英文法」は非常に優秀な参考書（分からないことを調べるという使い方）だと思いますから、あると非常に便利だと思います。
ただ、カシオの電子辞書にしても、シャープの電子辞書にしても、最低限の辞書コンテンツがあれば普段の授業の予習・復習をする分に差し支えありませんから、高校生向けの下位機種を購入して、必要なものは紙の参考書などをいずれ購入するということでも良いと思います。
なお、カシオの電位辞書は2020年モデルから、必要なコンテンツを後でWi-Fi経由でダウンロードすることができるのもカシオとシャープの電子辞書の違いになりますね。
電子辞書カシオとシャープ違いを比較してそれでもカシオを選ぶ理由
こうしてみると、シャープの方が様々な観点から良さそうな気もしますね。シャープの電子辞書を使用している生徒に聞くと「私はシャープの電子辞書使いやすくていいと思っているんだけど・・・」という声が多いです。
それでも、実際ウチの教室の生徒が使用している電子辞書はカシオの比率の方が高いです。
思うに、実は電子辞書の様々な機能を使いこなせていない生徒が大半。
実際〇〇と△△という英単語で熟語か何かなの？と思った時には
「〇〇」＆「△△」と入力して「＆検索」をすればよいのですが、そんな便利な、でも基本的な使い方さえ知らない生徒が大勢います。
そういった生徒にとっては、カシオでもシャープでも別にどちらでも構いませんから、あとは自分が気に入った方を選べばよいのだと思います。
様々な機能について、「お友達も使っている」「兄・姉が使っていた」カシオの電子辞書の方が、便利な使い方を教えてもらうチャンスは多いのかもしれません。
以上、電子辞書【カシオとシャープ】違いを比較～高校生・中学生におすすめの電子辞書は？についてまとめてみました。
