知の泉

地方都市で子供に携わる仕事を、20年くらいやってます。受験・子育て・教育に関することやその他自分の知的好奇心をくすぐった話題を呟いています。時々自分で食べて美味しかったもの、これ欲しいなあというものも呟いたりしてます。

英検2020 S-CBTの2019年11月から実施分は誰が受験できるのか?英検に問い合わせしてみた

英検2020 S-CBTの2019年11月から実施分は誰が受験できるのか?英検に問い合わせてみた

高校生をお預かりしている関係で、自分でも疑問だったし、生徒からも質問されていたので英検に問い合わせをしてみました。

 

それは、今年(2019年)11月から実施されることになっている英検2020 S-CBTの2019年度実施分は一体誰が受験できるのかということです。

 

受験年度の前年度の英語民間試験を利用できる条件は大きく分けて4つです。

〇離島・へき地に在住または経済的に困難な事情がある

〇受験年度に一定期間海外に在住

〇病気等のやむを得ない事情により受検できない

〇既卒生(浪人生など)

 

詳しくは

 

kasikoi.hatenablog.com

 

 

現在の高校2年生の生徒が、万一高校3年生で長期入院により、高校3年生で英語外部民間試験の受験ができなかった場合は、(入院証明書が必要などの条件はありますが)高校2年の時の成績を使えることになっています。

 

3年生の時に病気入院するかどうかなんて分からないわけですから、

「万一に備えて、英検2020 S-CBTの2019年11月から実施分を受けた方がいいかもしれない」

私もそう思っていましたし、意識のある生徒・保護者はそのように理解をしていました。

 

ところがです、7月に入ってから英検サイトをみてみると???

f:id:kasikoi:20190721161507p:plain

https://www.eiken.or.jp/eiken2020/documents/reigai.pdf

 

●対象受験者
2018 年 8 月に文部科学省発表した 2019 年度の高校 2 年の「例外措置」対象者

 

しかも申し込み方法のところには
■2019 年度の例外措置の対象者であることの確認画面への同意

 

ん???

高校3年の時に病気やケガで入院するかどうかなんて、今年受験するときには分からないわけだから、例外措置の対象者であることの確認画面への同意なんてできるわけないじゃない?

 

ひょっとしたら、英検が想定しているのは「へき地・離島在住条件」と「経済的な理由条件」だけなのかしら?

 

「高校3年生の時に病気入院するといけないから、念のために高校2年の11月からの2019年度英検2020 S-CBT受験しておきたい」っていう人の受験はダメなのか?

 

難解な?英検発表読解を一人で悩んでもしょうがない・・・そこで、英検への問い合わせとなったわけです。

 

英検2020 S-CBTの2019年11月から実施分は誰が受験できるのか?英検に問い合わせてみた結果

最初はこちらの意図がうまく伝わらなかったようで、

 

「大学入試センターへお尋ねいただけますでしょうか。」

 

という返事。

 

そこで7/11に再度の問い合わせ。

 

それから1週間。

 

英検からの7/19付け返信は以下のようなものでした。

 

「大変お待たせしており、申し訳ございません。

お問い合わせの「2019年度SーCBT受験」につきまして、

只今担当部署にて確認中でございます。

恐れ入りますが、今しばらくお待ちいただけますでしょうか。

どうぞよろしくお願いいたします。」

 

結論です。英検2020 S-CBTの2019年11月から実施分は誰が受験できるのか?

 

2019/7現在で、英検サイドでも即答はできない状態ということです。

 

本当は、メールでいただいた返信なので、公開するのもどうかしらという思いがありました。

 

でも、私と同じ疑問を持っている高校2年生、保護者、学校、塾の関係者に、現状の共有をした方がいいかと思って、投稿することにしました。

 

※英検の対応を批判しているわけではなく、単純に「英検2020 S-CBTの2019年11月から実施分は誰が受験できるのか?」は、こういう状態だという情報の発信ですので誤解なきようにお願いいたします。

 

また英検から回答があった時点で情報を発信したいと思います。以上、「英検2020 S-CBTの2019年11月から実施分は誰が受験できるのか?英検に問い合わせしてみた」でした。

 

2019/7/29追記

本日英検サイドから以下のようなメールをいただきました。

 

お問い合わせの件について大変お待たせしまして申し訳ございません。

お尋ねいただきました

「現在高2で、少し身体の調子に不安を覚えている生徒様が、

来年長期入院しないとは限らないので、高2のうちにS-CBTを受験できるか」

につきましては、担当部署にも確認いたしましたが、

詳細が未定のため現在ご案内することが出来ません。

 

大変申し訳ございませんが、

詳細が決まり次第英検ウェブサイトに掲載してまいりますので、

掲載をお待ちいただきご確認頂きますようお願い申し上げます。

 

ということだそうです。

 


2019/8/30追記

再度問い合わせをしていたところ、本日英検サイドから以下のようなメールをいただきました。

 

再度のお問い合わせありがとうございます。

大学入試センター発表の、

高校2年生時点での民間検定試験結果を利用できる「例外措置」につきまして、

英検協会の対応をウェブサイトに掲載いたしました。

大変お待たせし申し訳ございません。

 

例外措置対象者要件のうち

「病気等のやむを得ない事情により受検できなかった等の者であって

特別に配慮すべきとされた者については、

受検年度の前年度の参加試験の結果を活用することができる。」

という項目ににつきましては、

公益財団法人日本英語検定協会としては除外させていただくと決定いたしました。

 

詳しくは下記URLをご参照いただけますでしょうか。

https://www.eiken.or.jp/s-cbt/exception.html

 

長い間お待ちいただきこのようなご案内で誠に申し訳ございません。

何卒ご理解いただきますようお願いいたします。

 

以下英検サイトから転載

「負担を軽減すべき特別な理由」があり、
「高校の学びに支障がない」ことを学校長が認めた生徒については、
例外措置として、高校2年生における一部の試験結果1回分を
高校3年生の4月から 12 月の2回分に代えて活用することができる。


<負担を軽減すべき理由>
( 1 )
非課税世帯であるなど経済的に困難な事情を証明できること

( 2 )
離島・へき地に居住または通学していること

離島
在籍高校から最寄りの都道府県庁または人口10万人以上の市庁舎(近い方)までの直線距離が50km超
上記以外の者のうち、高校3年生の4月1日時点の住所から最寄りの都道府県庁または人口10万人以上の市庁舎(近い方)までの直線距離が50km超

 

上記を読み解くと、

「海外在住」「病気やケガでの入院」で高校2も成績を使えるという「例外措置」では英検は使えないことになったということですね。

 

例外措置で高校2年生の英検の成績を使えるのは「経済的困難」か「離島・へき地」条件だけということです。

 

しかし、これ英検のサイトをちらっと見ただけではとても読み取ることは難しいですね。

 

 

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