金沢大学2021年度入試予告 後期日程の廃止&二次試験重視
金沢大学が2021年度入学試験で後期日程の廃止を決めています。
全体の募集定員はおよそ1700人と変わらない予定で、後期分の募集定員は前期の定員に含まれます。
また入学後に学類を選ぶ「後期一括入試」も廃止され、前期日程に移行します。
入試ではそれぞれの学類ともに「共通テスト」より二次試験に行う「個別学力検査」の結果を重視する配点になっています。
例)
金沢大学 人間社会 人文
従来 センター:二次=1000:600
2021年度 センター:二次=500:750
金沢大学 理工 数物科学
従来 センター:二次=900:900
2021年度 センター:二次=900:1350
金沢大学2021年度入試予告詳細は下記を参照ください。
https://www.kanazawa-u.ac.jp/wp-content/uploads/2019/11/2021nyuugakusenbatu_henkoyokoku_20191101.pdf
金沢大学2021年度入試予告 後期日程の廃止&二次試験重視へ 影響は?
金沢大学後期日程廃止+二次試験重視の報道を見て、ある高校2年生担当教師の反応は
「金沢大学ずいぶん強気に攻めてきたじゃん」でした。
確かに、二次試験配点を見ると、だいぶ前から金沢大学を志望して、二次試験の対策をした生徒でなければ太刀打ちできないと感じられます。
金沢大学を第一志望にして、しっかりと二次試験の対策して、前期から受験してくださいねっていう大学からのメッセージのようにも思います。
また従来、金沢大学の後期出願の生徒というのは、前期で旧帝大クラス受験の力を持っている生徒。
実際、私の知っている生徒でも複数名が前期東北大学受験で涙をのみ、後期で金沢大学へ進学しています。
はたして、そういった旧帝大クラス受験の生徒で、従来であれば金沢大学後期に出願していたであろう生徒は、どのような大学への後期出願となるのかその影響が気になります。
新潟大学後期あたりの倍率・難易度アップという影響につながったりするのでしょうか?来春以降の各模試での志望状況を注視していかなければいけないと思っています。
以上、金沢大学2021年度入試予告 後期日程の廃止&二次試験重視、影響は?でした。