東工大2021年度入試では英語民間試験は利用せずと2019/11/19発表
詳しくは↓
【東工大2021年度入試】英語民間試験加点について発表
2019/10/11東工大から2021年度入試の予告として、英語民間試験の加点についてが発表されました。
https://admissions.titech.ac.jp/examination/pdf/2021yokoku247381.pdf
ごらんのように、大学入試英語成績供給システムを介した英語民間試験の成績で最大30点の加点となります。
C1,C2(英検1級相当)・・・30点
B2(英検準1級相当)・・・25点
B1(英検2級相当)・・・15点
以下略
個人的には、「前期東大不合格で後期東工大が開示得点で小数点以下の差で不合格」といった生徒を知っているだけに、30点の加点は非常に大きなものに感じられます。(2021年度入試から東工大生命理工は後期日程がなくなります)
しかも、C1、C2の成績を取ろうと思ったら準1級までしかない英検のS-CBTではだめです。
GTECなら座席数が少なく受験できるかどうか分からないGTECのCBTを受験しなくてはいけません。
田舎なら、その他のケンブリッジやTEAPを受験しようと思っても近くに会場がないことも多いです。
本気で30点の加点を狙いに行く東工大志望の地方在住の高校生は、交通費・宿泊費をかけて、C2の取れる英語民間試験を受けに行かなければいけなくなります。
そういう意味では、都会と地方の生徒で不公平感は非常にあります。
【東工大2021年度入試】英語民間試験加点について発表~東大志望者も要注意~
また、現在東京大学志望の生徒は『東大なら英語民間試験A2で大丈夫だし、最悪高校に証明書書いてもらえばOK・・・』と思っていても、最終的に共通テストの自己採点が終わった時に、東工大に出願というのは結構考えられうる選択です。
その時になって、「えっ、東工大はそんな加点があるの?」と気づいても遅いことになります。
そういう意味では、現在東京大学理類を志望している高校生も、頭の片隅にはおいておかないといけない発表だと思います。
以上【東工大2021年度入試】英語民間試験加点について発表~東大志望者も要注意~でした。