弘前大学2021年度入試予告~一般入試に「出願書類」も~eポートフォリオの大学入試活用のさきがけ?
https://nyushi.hirosaki-u.ac.jp/wp-content/uploads/2019/11/R3_yokoku20191128.pdf
11月に入って、弘前大学の2021年度入試についての予告が出されました。
今回の発表で(9月時点のものと比べて)一番大きな変更点は、一般入試の個別学力試験等の配点の欄に「出願書類」が入った学部学科があるということです。
細かな点は上記のpdfを参考にしていただきたいと思いますが、「出願書類」に配点がある部分を中心にまとめておきます。
なお、一般選抜で「出願書類」は
・人文社会学部、医学部(保健学科、心理支援学科)、理工学部、農学生命科学部
⇒出願書類(調査書及び志望理由書)を段階評価します。
・教育学部
⇒出願書類(調査書)を面接試験の参考にします。
・医学部(医学科)
⇒出願書類(調査書及び志望理由書)を面接試験の参考にします。
弘前大学人文社会学部
一般前期・・・二次試験600点、出願書類100点(A:100点、B:90点、C:80点、D:35点)
一般後期・・・二次試験900点、出願書類100点(A:100点、B:90点、C:80点、D:35点)
総合Ⅰ・・・小論文200点、面接200点、学習計画書100点、調査書100点(A:100点、B:90点、C:80点、D:70点)
学習計画書って何なのか気になりますね。
弘前大学教育学部
一般前期・・・二次試験500点のうち面接100点(今までなかったですよね・・・)
一般後期(小学校)・・・二次試験は面接200点のみ
総合Ⅰ(音楽、美術、保体)・・・実技400点、面接200点、出願書類25点(A:25点、B:20点、C:15点、D:10点)
総合Ⅱ(小学校)・・・共通テスト300点、小論文200点、集団討論200点、面接200点、出願書類50点(A:50点、B:40点、C:30点、D:20点)
総合Ⅱ(特別支援、養護教諭)・・・共通テスト300点、集団討論200点、面接200点、出願書類50点(A:50点、B:40点、C:30点、D:20点)
弘前大学医学部保健学科、心理支援学科
一般前期・・・二次試験400、出願書類40点(A:40点、B:30点、C:20点、D:10点)
弘前大学理工学部
一般前期・・・二次試験800点、出願書類(調査書及び志望理由書)100点(A:100点、B:80点、C:60点、D:20点)
一般後期・・・二次試験600点、出願書類(調査書及び志望理由書)100点(A:100点、B:80点、C:60点、D:20点)
総合Ⅰ・・・レポート200点、面接200点、出願書類(調査書及び志望理由書)100点(A:100点、B:80点、C:60点、D:20点)
弘前大学農学生命科学部
一般前期・・・二次試験400点、出願書類(調査書及び志望理由書)50点(A:50点、B:40点、C:30点、D:10点)
一般後期・・・二次試験(小論文)200点、出願書類(調査書及び志望理由書)50点(A:50点、B:40点、C:30点、D:10点)
総合Ⅰ・・・小論文300点、面接400点、出願書類(調査書及び志望理由書)50点(A:50点、B:40点、C:30点、D:10点)
総合Ⅱ・・・共通テスト300点、面接400点、出願書類(調査書及び志望理由書)50点(A:50点、B:40点、C:30点、D:10点)
それぞれの学部学科、前期、後期、総合Ⅰ、総合Ⅱの別によって、調査書の配点がバラバラです。弘前大学志望者にとっては非常に複雑な制度になっているので、しっかりと確認が必要です。
他の大学はまだ精査していないのですが、国公立大学一般入試でここまで調査書に配点があるのは記憶がありません。県内外の様々な高校の調査書をどのように比較検討して段階評価するのかは不明ですが、噂の eポートフォリオの大学入試での活用のさきがけの例となるのでしょうか?非常に気になる弘前大学の2021年度入試予告です。