知の泉

地方都市で子供に携わる仕事を、20年くらいやってます。受験・子育て・教育に関することやその他自分の知的好奇心をくすぐった話題を呟いています。時々自分で食べて美味しかったもの、これ欲しいなあというものも呟いたりしてます。

【新型肺炎疑いの受験生】センター試験で合否判定などの措置~東日本大震災3.11の国公立大学後期試験はどうだったか?

【新型肺炎疑いの受験生】センター試験で合否判定などの措置~東北大震災3.11の国公立大学後期試験はどうだったか?

新型コロナウイルスによる肺炎が拡大していることを受け、文部科学省は全国の国公私立大に対して、受験生が感染したり、感染が疑われたりする場合には、独自入試の代わりに大学入試センター試験の結果で合否判定するなど、柔軟に対応するよう文書で要請した。


文書は2020年1月30日付。各大学の実情に応じて受験生に進学の機会を確保する方策を検討し、対応を決めた場合は速やかに情報提供するよう求めている。

www.yomiuri.co.jp

 

この読売新聞の記事を見て、思い出したのが東北大震災の時のことです。

 

あの年、国公立大学の後期試験日程は3月12日。その直前の3.11にあの東日本大震災の惨事が起こったのでした。

 

遠方で、前日の3/11に現地入りしていた受験生も多かったに違いありません。

その時の各大学の後期試験の対応は下記の東進のサイトにまとめてあるのを見つけました。

http://www.toshin.com/univ_info/

 

東北大学、岩手大学、山形大学、福島大学、弘前大学など東北地区の国公立大学をはじめ、静岡大学、茨城大学、東京外語大学など関東地方の国公立大学が後期試験を実施せず、センター試験の結果や調査などを元に後期の合否を決めることになったのでした。

 

私の知っている生徒でも、「センター試験の結果だけで合否を決める」方式で、嬉しい知らせが届いた人も、逆転を信じて準備を重ねていたにもかかわらず後期試験を受けることすらかなわず不合格の通知を受け取った人もいました。

 

他の地区の多くの大学も1週間程度後に後期追試験を実施という事態になったのでした。

 

2/5午前現在、新型コロナウイルスによる肺炎は日本国内で33名とも報道されています。春節で日本国内に多くの中国人が訪れ、これから国内で新型肺炎が急増する可能性も指摘されています。

 

国公立大学の前期試験の前に、国内で新型肺炎が流行し、報道のようにセンター試験の結果などで合否を決めるという事態にならないことを強く願ってはおりますが、これだけはどうしようもありません。

 

個人の出来ることとしては、手洗いをこまめにし、受験生本人だけではなく家族も、やむを得ず人ごみに出なければいけないときにはマスクをするなどしかないのでしょうか・・・

 

いずれにしても、万一該当する事態になった時には、出願済みの各大学に連絡を取ってどういう対処をしてもらえるのかを早急に相談するしかなさそうです。(東日本大震災の時も、連絡が取れる段階でとにかく大学に連絡を取って欲しいというアナウンスがされていました。)

 

以上【新型肺炎疑いの受験生】センター試験で合否判定などの措置~東日本大震災3.11の国公立大学後期試験はどうだったかについて当時のことを思い出しながら書いてみました。 

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なお、【新型肺炎疑いの受験生】センター試験で合否判定などの措置については、こちらも是非ご覧ください。

edumama.hatenablog.com