知の泉

地方都市で子供に携わる仕事を、20年くらいやってます。受験・子育て・教育に関することやその他自分の知的好奇心をくすぐった話題を呟いています。時々自分で食べて美味しかったもの、これ欲しいなあというものも呟いたりしてます。

2021年度大学入試はどうなるか? コロナの影響は? 狙い目の学部は?

2021年度大学入試はどうなるか? コロナの影響は? 狙い目の学部は?

共通テスト初年度、コロナの影響・・・2021年度の大学入試の動向がどうなるのか気になるところです。

 

朝日新聞Edu Aで、河合塾、駿台、代ゼミの幹部に2021年度大学入試の見通しを聞いた記事が載っていましたが、3人が一致している部分と、微妙に違っている点があるようなので、個人的な感想と一緒に記憶にとどめるためにまとめてみます。

2021年度大学入試はどうなるか?河合塾

2021年度大学入試はどうなるか?河合塾富沢弘和さんの見解。

 

・国際系

大学に入って留学しようと思っていた受験生が敬遠する可能性がある

 

・文系から理系にシフト

好景気を背景に文系人気が続いていたが、昨年は文系人気が落ち着いた一方で工学系が安定。さらに新型コロナで就職に不安を感じ、文系から理系に志望がシフトするのでは?

 

ううん、それはどうかな?というのが個人的感想。

コロナで就職に不安は感じている高校生は多いかもしれませんが、今の高3生が、コロナ蔓延後=今年に入ってから、急に文系から理系に変更するって考えられません(高3になって急に数Ⅲやったり基礎のつかない物理、化学を勉強初めても受験に間に合いませんよね。)

もし、文系から理系へのシフトが顕著になるとしたら今の高1生からではないかと思いますがどうでしょう?

 

・2021年度の一般選抜の志望動向は基本的にどの系統も減る

安全志向が強まり、一般選抜よりも総合選抜、学校推薦型選抜でまず入学先を決める受験生が増えると思う。

 

これは、確かにそんな気がします。つまり一般選抜で勝負と思っている受験生は、仮に今の模試の成績・判定が厳しいものでも、最後まであきらめずに勝負していくと、希望が叶う可能性が十分あるのではないかと思います。

 

2021年度大学入試はどうなるか?駿台

2021年度大学入試はどうなるか?駿台石原賢一さんの見解。

 

・理工系志願者が増え、文系志願者が減る傾向

特にICT系、電子工学、情報工学が伸びている。意外だが土木・建築の人気が復活している。私立大学の理工系が増えているのが特徴。芝浦工業大学、神奈川工科大学、関関同立が志願者を増やしている。

 

・文系は、国際関係、経済、経営、商は打撃を受ける

経済、経営、商は、(今の)大学4年生の就職状況が厳しければ、この先も低迷。4~6月期のGDPが年率換算で戦後最悪の28%減では委縮も仕方がない。

 

・国際系で留学を必須としていたところが特に厳しい(志望者が減る)

しかし国際化の波が止まることはないので、受験生にとってはワンランク上を狙うことができるチャンス。

 

・教育養成系は厳しい

以前から教員の働き方が問題になっていたが、今回のコロナでより仕事が厳しくなった。

 

・地元志向がますます進む

コロナや経済悪化で、地方から上京する受験生が減りそう。上位層も、北大や東北大など、各地方トップの国立大学にとどまるのではないか。

 

2021年度大学入試はどうなるか?代ゼミ

2021年度大学入試はどうなるか?代ゼミ佐藤雄太郎さんの見解。

 

・首都圏私立大は厳しく、地方国公立大が横ばいか若干増

首都圏私大は定員厳格化で難しくなっており、地方の受験生は東京には出てこない。むしろ地方の国公立大学が横ばいか若干増えるのではないか。

 

・国際系

国際系は2020年度も減っているが、コロナで海外に行けないので親が止めた方がいいという可能性がある。

 

・医療系は復活するのでは

一部で医療崩壊や医療従事者への中傷がありましたが、医療系を目指す人は生半可なことではいけないと覚悟しているはず。

 

・地方出身の学生が再受験するのでは

せっかく東京の大学に受かったのに、大学生活を楽しむことができない。それなら仮面浪人したと思って大学を受けなおす動きが出て来るのでは? 

 


 

以上、朝日新聞Edu Aから、河合塾、駿台、代ゼミの幹部の2021年度大学入試の見通しをまとめてみました。

 

正直なところ、こうやって来春の動向を各予備校が予想することで、それを見た受験生・保護者が、「じゃあ、ここが狙い目なのでは?」と動き、結果「狙い目のはずが高倍率」ということもあったりします。

 

就職する4年後にどういう社会情勢、経済情勢になっているかを考えることも大切かも知れませんが、10年後、20年後はどうなっているか分かりません。

 

蛇足ですが、

高度経済成長期、鉄は国家なりと言われ、優秀な学生は製鉄会社を目指した時代がありました。

バブル期、優秀な学生で、今はない長銀・興銀と言った政府系金融機関、今は合併で名前がなくなった都市銀行を目指した人も多くいました。

 

果たして、10年後、20年後、どのような社会になっているのでしょうか?

 

「自分は何に興味があり、何をどこの大学で学びたいのか、将来自分は何をしたいのか」そういったことを進路決定の優先事項にして、自分の信じる道に向かってチャレンジしていってもらえればなと思います。

 

kasikoi.hatenablog.com

 

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