知の泉

地方都市で子供に携わる仕事を、20年くらいやってます。受験・子育て・教育に関することやその他自分の知的好奇心をくすぐった話題を呟いています。時々自分で食べて美味しかったもの、これ欲しいなあというものも呟いたりしてます。

全統共通テスト模試返却「C,D,E判定 どれだけ伸びる?」「A,B判定の浪人生も実力と思うな」

全統共通テスト模試「C,D,E判定 どれだけ伸びる?」「A,B判定の浪人生も実力と思うな」2022年第1回全統共通テスト模試返却

2022河合塾全統共通テスト模試返却

2022河合塾全統共通テスト模試返却

5月に実施された2022年度第1回河合塾全統共通テスト模試の返却が始まっています。

各教科の点数・偏差値・志望校判定にホッとしている人、がっくりしている人さまざまだと思います。

 

まずは河合塾全統共通テスト模試の受験者推移から確認してみます。

 

全統共通テスト模試第1回(5月実施)受験者数推移

  受験者総数 現役 高卒
2019年5月 247775 213117 34658
2020年5月 104378 86122 18256
2021年5月 222819 202758 20061
2022年5月 220827 200005 20827

 

2年前の5月のコロナの状況を考えれば、2年前の受験人数は異例。

 

昨年の受験人数と比べると、総受験者数も現役生・浪人生の比率もほぼ変わらない状況でした。

全統共通テスト模試「A,B判定の浪人生も実力と思うな」

浪人生の立場の方へ

 

2022年第1回全統共通テスト平均点

  全体 現役 浪人 浪人-現役差
5-7理系型 459.1 442.9 566.8 123.9
5-7文系型 430.7 419.9 558.9 139.0

 

ひょっとしたら、思った以上に偏差値が高かったり、判定が良かった人もいるかも知れませんね。

 

でも忘れないで下さい。

 

今回戦った相手の大半は、1年前の自分なんですよ。

 

しかも河合塾生以外の浪人生(駿台等含め)は受験していない人も多いはず。

 

偏差値も判定もよく出て当たり前です。

 

加えて、第1回河合塾共通テスト模試は、高校によっては参加していないところも結構あります。(時期的にGWの時期は現役生には受験しにくい時期ですし・・・)

 

今回の第1回河合塾共通テスト模試の受験者は概算で

現役約20万人

浪人約2万人

合計22万人です。

 

昨年度(2021年)の河合塾共通テストプレテストの受験者は概算で

現役26.5万人

浪人2.3万人

合計26.5万人です。

 

そして共通テスト2022年度入試の志願者は

現役44.9万人

浪人7.7万人

合計53万人

 

まだまだ受験していない敵がたくさんいるということです。

 

現役生で部活動組は、これから最後の大会を終えて、本格的な受験勉強を始めるという人もたくさんいます。

 

少し良い偏差値・判定だった人も「おれ、結構いけるんじゃない?」と油断なんかしていられませんよね。

 

正直、浪人生とご一緒していると、

「ああ、まだこんなことができないんだ。全然力が不足しているよなあ」と感じる生徒でも、結構良い判定がでたりするのが今の時期の模試です。

 

何なら、先月あたり返ってきている、自分の昨年の開示得点をもう一度見て下さい。

 

どれだけ自分が合格から遠かったのか、あるいはもうちょっとだった人も、その足りなかった数点を来年追いつき、追い越すためにはどれだけの努力が必要なのか・・・

 

どうかそれを思って、勉強を重ねてください。

 

ひょっとしたらGWに、一歩先に大学生になった同級生が楽しそうにSNSで写真を投稿していたりするのを目にし、「悔しい」思いをした人もいるかも知れません。

 

どうか、その悔しさを勉強にぶつけてください。

 

浪人最初の共通テスト模試がA,B判定とかで、ちょっとホッとした保護者の方も、脅かす気はありませんが、これからが勝負です。現役生がどんどん追いついてきます。

 

今回の共通テスト模試A,Bといった判定結果に慢心することなく、愚直に進んでいってください。 

 

親御さんの、本当に心配でつらい気持ちは分かります。でも、油断せずに頑張っていくであろうお子さんを暖かく見守ってあげましょう。 我々指導する立場の人間も精一杯、努力を重ねたいと思います。

全統共通テスト模試「C,D,E判定の浪人生」

 残念ながら、今回の共通テスト模試でC,D,あるいはEといった判定だった浪人生の方。

 

「昨日と同じことをして、明日の違う結果を求める。それを人は狂気と呼ぶ」

 

昨年と同じことをして、来春違う結果を求めても、それは無理というものです。

 

もう一度今どうしてそういう判定なのかを冷静に分析してみましょう。

 

「勉強時間が不足している」

「勉強の仕方が間違っている」

「勉強材料が間違っている」

「勉強の効率が悪い」

 

人によって原因は様々だと思います。

 

どうしたら良いのかは「自分で考え、工夫し、実践する」しかありません。

 

同時に、もしアドバイスをしてくれる人(予備校講師など)がいるのであれば、

アドバイスを聞くという素直さも必要です。

 

あなたのことはあなたにしか分かりません。

それでも経験の長い先生であれば、

「こうした方が結果が出るのに…」

「そのやり方でうまくいかなかった人たくさん見てる…」

そういった経験からのアドバイスは貴重な指針になるはずです。

 

全統共通テスト模試「C,D,E判定の現役生 どれだけ伸びる」

あまりよくない判定だった現役生の方へ

 

初めてに近い共通テスト形式のマーク模試。英語の試験で最後まで読み切らないで時間切れ、という人もいたかもしれません。

 

でも、大丈夫ですよ。先輩方も最初はそんなものでしたから。

 

あきるほど共通テスト形式の問題を解いていくうちに、自然と本番には時間内でしっかり解き切れるようになっていきましたから。

 

あまりにひどい結果に、「C,D,Eといった判定からどれだけ伸びて合格していけるんだろう」と心配になっている人たちもいるかも知れません。

 

大切なのは、自分の志望校をしっかりと見据え、

志望校合格のために自分が何をこれからすればよいのかを考え、

そしてそれを淡々と実践していくことです。

 

二次試験の配点が高い国公立大学志望者は、しっかりと二次試験科目の学習を重ねてください。共通テストの点数は自然とそれについてきます。

 

共通テスト重視の大学、あるいは私大受験の人は、今回の共通テスト模試で「マジ死んだ」と思ったような、偏差値が大きく離されている教科・単元があるのであれば、まずこの夏までに「この問題集をやりきろう」「この単元を仕上げよう」といった具体的な目標を定め、それを実践していってください。

 

現役生は最後まで伸びるといわれますが、それは、きちんとした努力を愚直に重ねていった時です。

 

そういった地道な努力を重ね、実際驚くほどの伸びで志望校に合格していった人もたくさん知っています。

 

8月全統マーク・・・約560/900点(62%)

10月全統マーク・・・約600/900点(67%)

センタープレ・・・約650/900点(72%)

センター試験本番・・・約725/900点(81%)

⇒志望校の旧帝大合格!

 

こんなように、共通テスト模試C,D,Eといった判定から、しっかりと点数を伸ばして合格を勝ち取っていった人もいるんです。まだまだ皆さんはこれから共通テストの点は伸びる可能性を持っているのです。今回の共通テスト模試の成績・判定に失望することなく、目標に向かって進んでいってください。

 

以上、全統共通テスト模試の返却に際して「C,D,E判定の現役生 どれだけ伸びる?」「A,B判定の浪人生 実力と思うな」という、現役生・浪人生へのメッセージでした。

 

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