【2022年度英検検定料値下げ】英検受験料はいくらになるのか？英検受験料の過去の推移はどうだったか？

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【2022年度英検検定料値下げ】英検受験料はいくらになるのか？英検受験料の過去の推移はどうだったか？

2021/12/23英検協会より2022年度英検（従来型）、英検S-CBT、英検S-Interviewの検定料値下げが発表になりました。

2022年度　英検検定料いくらに値下げか

https://www.eiken.or.jp/association/info/2021/pdf/20211223_info_eikenfees2022_1.pdf

英検受験料が値下げというニュースの見出しで、おっ！と思いましたが、上記のように値下げ幅は微々たる感じです。

例えば

従来型英検（一次準会場、二次が本会場の場合）

２級検定料　現在6500円⇒6400円

準2級検定料　現在5800円⇒5700円

3級検定料　現在4800円⇒4700円

従来型英検（一次、二次ともに本会場の場合）

２級検定料　現在9700円⇒8400円

準2級検定料　現在9200円⇒7900円

3級検定料　現在7900円⇒6400円

英検受験料（従来型）受験料過去の推移

以下、英検（従来型）の過去の受験料がいくらだったのか過去の推移をまとめてみました。

	1級		準1級		2級		準2級
	本会場	準会場	本会場	準会場	本会場	準会場	本会場	準会場
０２年まで	5,500		4,500		3,500		3,000
０３～１３年度	7,500		6,000		4,100	3,900	3,600	3,400
１４～１５年度	8,400		6,900		5,000	4,600	4,500	4,100
１６年度	↓		↓		5,800	5,400	↓	↓
１７～１８年度	↓		↓		↓	↓	5,200	4,800
１９年度	9,500		7,600		6,500	5,500	5,900	4,900
２０年度	10,300		8,400		7,400	↓	6,900	↓
２１年度	12,600		10,700		9,700	6,500	9,200	5,800
２２年度	11,800		9,800		8,400	6,400	7,900	5,700
	3級		4級		5級
	本会場	準会場	本会場	準会場	本会場	準会場
０２年まで	2,000		1,000		900
０３～１３年度	2,500	2,300	1,500	1,300	1,400	1,200
１４～１５年度	3,200	2,800	2,100	1,600	2,000	1,500
１６年度	↓	↓	2,600	2,100	2,500	2,000
１７～１８年度	3,800	3,400	↓	↓	↓	↓
１９年度	4,900	3,900	3,600	2,600	3,000	↓
２０年度	5,900	↓	↓	↓	↓	↓
２１年度	7,900	4,800	4,900	2,900	4,500	2,500
２２年度	6,400	4,700	4,500	2,900	3,900	2,500

（※準会場は一次準会場、二次本会場の現行方式）

英検受験料の推移

確かに、2,022年度は若干値下げにはなっていますが、ここ20年の英検の受験料がどれだけ上がってきたか、また様々な大学入試での利用が想定されている中で、英検の受験料の負担は決して軽くはないですね。

また、準会場での受験料が本会場受験より大分高い印象ですが、できるだけ準会場＝いわゆる学校会場での受験に移行させたいという英検サイドの意向です。

コロナ禍の中で、公開会場の確保が難しいという事情は分かりますが、結果準会場を運営する中学・高校教職員の負担が大きくなっています。

また、その英検の結果が高校あるいは大学入試に利用される場合がある現状、運営の公平・公正性に問題が生じないのか、あるいは最悪の場合、自校の生徒の成績を上げるための不正が生じえないのか、疑問点は残ります。

英語を学んでいくモチベーションとして上の級を目指す、といった英検の持つプラスの効果は非常にあると感じていますが、今後上記のような問題が生じていかないこと、また英検受験料が（値下げしても）負担になり、家庭環境の格差が不公平につながらないことを強く願います。

取り急ぎ、2022年度英検検定料値下げ～英検受験料はいくらになるのかを備忘として。

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