英語教育、日本人の対外発信能力の改善に向けてのアクションプラン~2022/8/8文科省末松大臣会見~
2022/8/8 末松井文部科学大臣会見で、英語教育、日本人の対外発信能力の改善に向けてのアクションプランについて会見していましたので該当部分を書き起こして記録と記憶に残しておきます。
この度、英語教育、日本人の対外発信能力の改善に向けてのアクションプランを取りまとめをしました。
グローバル化が進展をする現在におきまして、英語力や対外発信力がこれまで以上に求められるところでございます。
各種データーでは課題が指摘をされておりまして、英語教育に関する様々な改善に関する提言が打ち出されているところでございます。
おりしも時期教育振興基本計画の検討が開始(?)をしまして、海外との交流が再開されたことを受けてポストコロナを見据え、我が国の未来を担う若者の英語力や対外発信能力の改善について検討をすべきだという判断をしました。
そこで私の元にタスクフォースを設置し、英語教育や日本人の対外発信力の改善に向けて取り組むべき事項について検討を進めてきたところでございます。
本アクションプランでは取り組むべき項目として
一つは、学校英語教育の底上げ
二つ目は、教員採用研修の改善
三つめは、大学入試と社会との接続
四つ目は、国際交流活動、文化発信の推進
そして五つ目、海外留学促進
の五本の柱を掲げまして英語教育、日本人の対外発信力の改善を進めていきたいと考えております。
具体的な取り組みといたしましては英語教育改善に向けた取り組み状況の一層の可視化と好事例の横展開。
二つ目はデジタル教科書・教材等によります学びのDXの促進。
そして三つめはALT経験者など特別免許状を活用した英語教師の登用の促進。
四つ目は四技能の総合的な英語力評価も含めた入試の好事例の公表。
そして五つ目、留学生との国際交流のキャンプなどの実施、
そして最後に海外留学の拡大と段階に応じた留学支援の強化など進めていきたいと思います。
https://www.mext.go.jp/content/20220808-mxt_kouhou01-000024386_01.pdf
10日にも内閣改造があるとの報道の中、駆け込みのように発表されたアクションプラン。
色々ツッコミどころはありそうな感じです。
例えば、東京都で行われようとしている中学生英語スピーキングテスト。
様々な問題点が指摘されていますが、今年予定通り実施し、それを「入試の好事例」として公表し、全国に広めていこうというようにも思われます。
5つの柱の中には、えっ⁉最終的にそこにつながるのか?というものもあるかも知れないので、備忘として書き起こしておきます。
以上英語教育、日本人の対外発信能力の改善に向けてのアクションプラン~2022/8/8文科省末松大臣会見~でした