【盛美園】借りぐらしのアリエッティが参考にした庭園　青森県弘前市近辺の見どころ　平川市国指定名勝　アクセス

お天気に誘われて、青森県平川市（弘前市のお隣で旧尾上町・平賀町・碇ヶ関村が2006年に合併）にある盛美園（せいびえん）に行ってきました。

この盛美園（せいびえん）、庭園を作った清藤家24代の清藤盛美（せいとうもりよし）の名前にちなんで盛美園と名付けたそうです。（庭園整備は小作農の失業対策の意味もあったそうです。）

盛美園の中にある盛美館、和洋折衷の素敵な建物。一階は和風、二階は洋風。

明治42年に建てられたそうです。（二階は入れないそうです）

受付で500円の入場料を払うと、受付脇には宮崎駿監督のサインが飾ってありました。

保存のため30分に5分間だけ開けるという「御宝殿」の中に案内してくれ、（純津軽弁ネイティブの）係の方が、色々と説明してくれました。（写真不可）

この御宝殿、十畳ほどの堂内が金で覆われ、

中央には大日如来の本尊、この方向を拝むと岩木山を拝む方向に設置してあるとのこと。

左には「桜と孔雀」右には「鶴と松」の蒔絵。（漆と金粉を混ぜて描かれていると説明していました。）

特に「桜と孔雀」の蒔絵は国内最大の物なのだそうです。

写真撮影は禁止だったのですが、本当に豪華なお堂内で、是非一度見る価値のあるものだと思いました。

この盛美園、スタジオジブリの「借りぐらしのアリエッティ」を作る際に参考にした庭園、建物だそうです。

そのことはスタジオジブリの広報部長西岡純一さんが

「2008年にジブリの社員旅行で盛美園に行って、そこは、立派なお庭と和洋折衷の建物がある公園があるんですけれども、そこが大いに（借りぐらしのアリエッティの）参考になった」と述べています。

盛美園

所在地：青森県平川市猿賀（さるか）石林1-1

アクセス：弘前駅より弘南電鉄　津軽尾上（おのえ）駅下車徒歩10分

車の方は「猿賀神社」の看板を目印にして行くとそのお隣の敷地になります。

以上【盛美園】借りぐらしのアリエッティが参考にした庭園　青森県弘前市近辺の見どころ　平川市国指定名勝　アクセスでした。