知の泉

地方都市で子供に携わる仕事を、20年くらいやってます。受験・子育て・教育に関することやその他自分の知的好奇心をくすぐった話題を呟いています。時々自分で食べて美味しかったもの、これ欲しいなあというものも呟いたりしてます。

共通テスト過去問題集と予想問題集、どちらを選ぶべきか?

結論:共通テスト過去問題集と予想問題集の両方がベスト

共通テストに向けての準備において、どの問題集を使うべきか悩んでいる人も多いと思います。この記事では、共通テスト過去問題集と予想問題集の選び方とやるべき順番について考えてみたいと思います。

 

1. 共通テスト過去問題集(赤本・黒本)を夏までの早い時期に一巡やる

共通テストの傾向や難易度を知る上で、過去問題集は非常に有用です。過去の問題を解くことで、試験の難易度や傾向を把握し、対策を立てることができます。基礎的な理解を深めるためにも、過去問題集は必須です。

2025年度入試からは新課程の共通テストとなりますが、学習するべきポイントの本質は変わりません。

今までの本試験だけでなく試行調査問題×2回、追試験問題もやってみるとよいと思います。

なお、夏前までに共通テスト過去問題集をやるときには、必ずしも時間を計って一度に全部の問題を解かなくてもいいと思います。(一度に全部時間内で解くとその後の復習が粗末になることがあります)

むしろ、大問1を解いたら答え合わせをし、解答解説をしっかり読み込んで、

『自分が何を知らなかったからできなかったのか』

『その問題が自力でできるようになるためには今後どの単元の学習がさらに必要か』

といったことを確認しながら一問ずつ丁寧に学習を進めるのが良いと思います。

 

◆共通テスト過去問題集:共通テスト赤本(教学社)

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◆共通テスト過去問題集:共通テスト過去問レビュー(河合塾黒本)

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2.夏は苦手な単元や(国公立の人は)二次試験科目に力を入れる

共通テストの過去問題を解くことで分かった『自分が弱い単元』あるいは国公立受験の人は二次試験科目の学習に力を入れることが必要です。

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3. 共通テスト予想問題集で時間配分も意識しながら実践力を養う


過去問題集を解き弱点を補強していった後に、予想問題集を取り組むことで、より実践的な対策ができます。予想問題集は、最新のトピックや傾向を反映した問題が多く含まれており、実際の試験に近い形式で問題を解くことができます。

今度は時間内に解き切れるように時間を計って問題演習していくことも大切です。

なお、ブログ主の体感では、Z会の実践問題集は、やや隙間をついた細かな問題が入っていることも多いので、8~9割の高得点を狙っている人でなければ、河合塾や駿台の予想問題集の方が取り組みやすいと思います。

 

◆共通テスト予想問題集:河合塾共通テスト総合問題集

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共通テスト予想問題集:駿台共通テスト実践問題集

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共通テスト予想問題集:Z会共通テスト実践模試

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4. 最後は共通テストパック予想問題集


最後に、共通テスト直前の集中対策として、共通テストパック問題集を利用することをおすすめします。パック問題集は、過去問題や予想問題をまとめて収録したものであり、最後の追い込みに役立ちます。短期間で効率的に対策を進めたい場合には、パック問題集を活用しましょう。

 

◆共通テストパック予想問題集

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おすすめ: 共通テスト過去問題集 ⇒(弱点教科)⇒ 共通テスト予想問題集 ⇒ パック問題集

共通テストに向けた対策を進める際には、過去問題集で共通テストのレベルを体感し、自分の弱点を補強した上で次に予想問題集、そして最後にパック問題集を活用することで、効果的な準備ができるのではないでしょうか。

 

以上、共通テスト過去問題集と予想問題集、どちらを選ぶべきか?でした

 

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