英語民間試験、高校の先生が監督する可能性がある‼と政府答弁
山井和則議員の質問主意書に対する答弁を見ていて、「えっ⁉」という部分を発見してしまいました。
まずはその部分を閣議決定された政府答弁書から引用します。
【政府答弁】お尋ねの趣旨が必ずしも明らかでないが、民間試験における試験監督については、参加要件において「会場ごとの実施責任者及び各室ごとの試験監督責任者が、受験生の所属高等学校等の教職員でないこと」及び「それ以外の試験の実施に協力する者としては、同教職員の参画を認めるが、この場合には研修の受講や誓約書の提出を課すこと」とされているとおりであり、実施団体が、御指摘の「受験会場となる高校や予備校で、その学校の教員や職員が試験監督をすること」を当該職員に依頼することは、参加要件を遵守する限りにおいて禁止されていない。
最初この部分を読んでも意味が分かりませんでした。
でも、ようやく分かりました。
会場ごとの実施責任者と各室ごとの試験監督責任者は、その高校の教職員はできないけれども、「試験監督」は依頼されて引き受ければ、実施会場高校の教職員もなれるって意味なのではないでしょうか?
つまり、例えば試験会場の教室の「試験監督責任者」が、その試験会場高校の教職員でなければ、2人目、あるいは3人目の「試験監督」はその高校の教職員が行うことを、参加要件では禁止していないということを政府答弁では述べているのではないですか?
英語民間試験を高校会場で行い、その学校の先生が監督するなんて流石にダメだし、それはやらせないよねって思ってましたが、「試験監督責任者」と「試験監督」という言葉を使い分けることで、それを可能にしてしまうんでしょうか!
ダメに決まってますよね。
私の解釈は間違っていますか?
政府の指導監督が行き届かない英語民間試験の実施を延期すべきこと等に関する質問主意書
政府答弁⇒
英語民間試験、高校の先生が監督する可能性がある‼と政府答弁でした。
さらに、この続報で「英語民間試験、高校の先生が採点者にも!」は下記をご覧ください。