マイナ保険証を使った方が患者さんの自己負担が上がる場合もある⁉ 2024/2/15立憲 長妻昭さんの会見より
立憲民主党長妻昭政調会長の定例会見、
この中でびっくりするようなことが紹介されていたので、メモとして残しておきます。
以下、長妻さんの会見の該当部分の書き起こしです
もうひとつ驚きましたのは
マイナ保険証でありますが、みなさまもご存じでしたでしょうか?
今年の6月から
「マイナ保険証を使った方が患者さんの自己負担が上がる場合もある」いう制度が始まります。
これまではマイナ保険証を窓口でマイナ保険証を使った方が紙の保険証よりも自己負担は少ないと、こういうことを言ってたわけですが、これが逆になる。病院ごとに違うんですけれども、これも複雑なんですね。病院ごとに異なるんですが、そういう病院も6月以降出てくる。つまりマイナ保険証を使った方が自己負担が高くなってしまう、紙の保険証よりも。非常にくるくる変わるものがでてきて、あまり国民の皆様に周知をされていない。
理由を聞きますと、
これまではマイナ保険証を使った方が自己負担が安い、こういうふうにするとマイナ保険証が普及すると思ったんだけれども、病院側からすると診療所側からすると、となるとマイナ保険証を使われると診療報酬が少なくなる。まあ、あまりマイナ保険証を使わせるマインドがなく、普通の保険証出してください、みたいな対応がけっこうあったと。
だから、逆にマイナ保険証を使った方が病院、診療所の収入が増えるようにすると、病院側は積極的にマイナ保険証を呼びかけ、活用するだろうという180度違う発想が6月から入ってくるということで、非常にいかがなものかなと
マイナ保険証の利用率を上げるために、病院・診療所にインセンティブを与えようということなのでしょう。
全国保険医団体連合会によると12 月のマイナ保険証利用率 4.29%。
https://hodanren.doc-net.or.jp/wp-content/uploads/2019/09/240131mainahukyu.pdf
どうにかしてマイナ保険証の利用率を上げたいということなのでしょうが、
「マイナ保険証」使った方がいくらかで自己負担率が安いのであれば・・・
と思ってマイナ保険証を使ってた人にとってはまさにだまし討ちみたいな制度。
ますます患者サイドとしてはマイナ保険証を使う気がなくなってしまいます。
いやはや政府は一体何をどうしたいのでしょうか???
以上、マイナ保険証を使った方が患者さんの自己負担が上がる⁉ 立憲 長妻昭さんの会見2024/2/15の一部書き起こしをメモとして残しておきます