【共通テスト2021年得点調整発表】 得点調整とは?得点調整換算表~得点調整で何点上がるか~
2021 1/22 大学入試センターから、共通テスト1/16,17実施分の理科②と公民で得点調整が行われると発表がありました。
ざっと眺めた感じでは、化学選択者では最大9点、物理選択者で最大6点政治・経済選択者も最大8点の調整、現代社会選択者では最大7点の調整があるようです。
得点調整時のボーダーライン変更は?
以下は河合塾の得点調整時の対応です。
得点調整が実施された場合、各大学のボーダーラインを見直し、一部変更する可能性があります。ただし、個人成績表の再返却は行いません。
大学入学共通テスト特集ならびにKei-Netでは、1月23日(土)以降、以下のコンテンツの情報を順次更新します。合格可能性判定は、バンザイシステムにてご確認ください。
大学入学共通テスト特集
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データネットも明日以降得点調整後のボーダーライン等が変更になるようです。
以下は昨日までの記事です。
共通テスト2021年は得点調整の可能性も ? 得点調整とは?得点調整いつ発表で何点上がる?
共通テスト得点調整とは?
得点調整とは大学入試センターQ&Aによると
次の科目間で,原則として,20点以上の平均点差が生じ,これが試験問題の難易差に基づくものと認められる場合には,得点調整を行います。
・地理歴史の「世界史B」「日本史B」「地理B」の間
・公民の「現代社会」「倫理」「政治・経済」の間
・理科②の「物理」「化学」「生物」「地学」の間
ただし,受験者数が1万人未満の科目は,得点調整の対象としません。
上記の河合塾、駿台・ベネッセの予想平均点は、1/19の段階ではすでにリサーチ結果を踏まえての物なので、かなり本当の平均点に近いものだと考えられます。
倫理(72点)と政治経済(50点)、もしかすると現代社会(52点)の間で得点調整の可能性がでてきました。(倫理、政治・経済は対象外)
また、生物(72or73点)と化学(51点)の間で得点調整の可能性も出てきました。(地学は受験者1万人未満とみられるため対象外)
得点調整いつ発表か?
得点調整が最近行われたのは最近では平成27年度入試でした。
この年は移行措置の年で、新旧の理科が混在する年。
旧物理Ⅰ69.93点と(新)生物48.39点の間で21.54点の差。
平成27年度センター試験は1/17,18に実施。
大学入試センターから得点調整のプレス発表があったのは1/23でした。
この間隔での発表とすると、もし今年の共通テストで得点調整が行われることになるのであれば、得点調整発表は1/22ということになるのでしょうか?(ブログ主推測)
得点調整になると、大学入試センターから「換算表」が発表され、自分の素点から得点調整後の換算得点を知ることになります。
なお、得点調整になるのは、20点以上の差がついた科目だけでなく、「その間の科目」も対象になることに注意です。
以下は、平成27年度センター試験の得点入試換算表です。
得点調整があると何点くらい得点がアップするか?
平均点の低かった科目に20点全部上乗せってことではないですね。
上記の得点調整換算表を見ると、平成27年度の得点調整時には、平均点が低かった科目が0~5点の幅で得点が上乗せになる程度でした。
上乗せになる科目でも0点は0点、100点は100点のままです。
逆に平均点の高かった科目の点数が下がるということではありません。
2021年度共通テストで得点調整が実際に行われるのかどうかは分かりませんが、行われた時にはこんな感じになるのではないかという参考までに。
以上、共通テスト2021年は得点調整の可能性も ? 得点調整とは?得点調整いつ発表で何点上がる?でした。