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映画・新聞記者の感想 ラストのセリフは?
今日はちょっといつもと違ったテイストの記事です。
#新聞記者みた
先日わざわざ数十km車を走らせて、見に行った映画「新聞記者」の感想です。
映画「新聞記者」は東京新聞の記者・望月衣塑子さんのベストセラー「新聞記者」が原案で、藤井道人監督、主演は松坂桃李&シム・ウンギョン。
シム・ウンギョンさんはNHKの韓国ドラマ『太王四神記』『ファン・ジニ』などで見たことある人もいるかも知れませんね。
そもそも、この映画は、見れば分かりますが、場合によったら現政権批判ともとれるからか、上演映画館も限られています。
映画・新聞記者上演館
私の住んでいる県では、たった2か所。
今をときめく松坂桃李が主演でですよ。いかにヤバイ映画かが分かりますね。
個人的な興味もあって、ここ数年、
加計学園問題やそれにまつわる国会での追及
伊藤詩織さんの事件
公務員の自殺
そういったことをできるだけ知っておきたいと思って情報を追いかけていました。(ネットでですが・・・)
映画・新聞記者では、ところどころに前文部科学大臣の前川喜平さんや東京新聞の記者・望月衣塑子さんが登場するシーンがカットインされています。
映画を見ていくうちに、加計学園問題やそれにまつわる国会での追及、伊藤詩織さんの事件、公務員の自殺、そういったここ数年の記憶がflashback してきてしまいました。
主演の一人シム・ウンギョンさん演ずる吉岡エリカの設定とかはどうみてもfictionなのですが、途中どこまでが fiction でどこまで nonfiction なのかが自分の中でも分からなくなる不思議な映画でした。
映画・新聞記者のラストシーン・最後のセリフは?
あまりネタバレにならないようにしますが、映画・新聞記者の最後のセリフはいったい何だったのでしょう。(口だけかすかに動いてました)
ごめんね
ありがとう
さようなら
それとも???いったい映画・新聞記者のラストシーン、最後のセリフは何て喋ってたんでしょう?
そしてそれに対する答えは
どうして・・・
なんで・・・
いったいラストシーンの二人のセリフは何だったのでしょう。
きっと、その辺の判断は新聞記者を見たひとりひとりにゆだねられているのでしょうし、「あとは自分で考えてね」という藤井道人監督からのメッセージだったような気がします。
個人的には吉岡エリコの「私たちこのままでいいんですか」というセリフが、帰りの車の中でずっとリピートしてました。
映画を見終わった後に、爽快感を求める人にはおすすめできません。私は見終わった後、心の中にずっしりと何か重たいものが残された気がしますから。
でも、見に行って良かった、というのが私の感想です。
製作に携わった方々、上演に踏み切った館の方々、ありがとうございました。