熊本大学も学費値上げの検討に言及
KKT くまもと県民TV 2024/6/5
KKT くまもと県民TVの報道によると、熊本大学小川学長は、来年度以降熊本大学授業料値上げの検討に入る可能性について言及しました。
そもそも大学授業料は文部科学省令が定める国立大学の授業料標準額(現在は53万5800円)ですが、大学の判断で上限20%上乗せできます。
すでに東京工業大学(秋からは東京科学大学)、東京藝術大学、千葉大学、一橋大学が授業料を上乗せしています。
また2024年6月には東京大学も20%の学費アップ(年額64万2960円)を決めるとの報道もあります。
今年から多子世帯、理工系学生中間所得層へ支援金は拡充されていますが、それに該当しない世帯にとっては国立大学の学費値上げはダイレクトに家計に影響を与えることになります。
https://www.mext.go.jp/content/20240318-mxt_gakushi01-100001505_1.pdf
今後、東大の学費値上げが決定されれば、熊本大学に限らず国公立大学の学費値上げが相次ぐことになるのではないかと懸念しています。