【国公立大学授業料半額】立憲民主党枝野氏「直ちに着手したい」と教育政策を語る2021/9/3
2021/9/3 菅総理が次の祖王再選に立候補しないと発表したまさにその日の夕方の
【#りっけんチャンネル 枝野幸男がなんでもこたえます】で立憲民主党枝野幸男さんは、国公立大学学費半額には、(次の政権を担えば)すぐに着手したい、と改めて述べました。
以下、記憶にとどめるために、その部分の書き起こしです。
Q:私立大学の学費負担はどのように考えていますか?
枝野:
大学まで全面無償化をする実際にヨーロッパ諸国ではそういう国もあります。
将来的にはそういったことも視野に入れていきたいと思いますが、まずできることからやっていきたいと思っていますので、まず一期目には国公立大学の授業料半額、これを実現したいという風に思っています。
かつては実は我が家も若干そういう所があって、私自身は早稲田大学に行きたかったんですが、早稲田大学の入試に落ちたこともありまして、親も期待をしていた国立大である東北大学に行きました。
あの頃多分初年度納付金10倍まではいかなくても5倍以上(国公立大学と私立大学で)違っていました。できれば国立行って欲しいと、お前弁護士になりたいって言ってるんだから何年かかるか分からなくて4年じゃすまないかもしれないんだから学費やすいところに行けという、あんまり露骨には家の親言わなかったんですが結構無言のプレッシャーを受けましたが…
という風に選択肢があったんですが、今選択肢もない。つまり国公立大学も私立大学もほとんど授業料に差がない状況になってしまっていて、国公立大学の存在意義が問われているという風に思っています。
もちろんすでに私立大学に入っておられる方に移れというのはおかしいし、すでに高い学費を納めてしまったみなさん、奨学金という名のローン、借金を抱えていらっしゃる皆さん、このローンではない返済義務のない奨学金を私立の学生さんなどに対しては大幅に拡大をするということをパッケージにしながらですね、とにかく経済的理由で進学を断念するという状況を減らし、なくしていくということは直ちに着手したいいうふうに思っております。
それは当事者の若者のための政策じゃありません。大人のためのむしろこれから高齢者になる人のための政策だと思っています。教育に投資をして、次の世代を育てなければ、あなたの老後も守れません。ですから是非すでに自分はもう例えばかつて奨学金を借りて、それをもう返し終わっている、若い世代だけいいなあ、ではなくて、若い人を何とか経済的な理由で進学を断念する人たちを減らす、なくす、このことによってですね、次世代を支えてくれる若い人が育ってもらうことは、全ての人たちにとってハッピーだと、まさに情けは人の為ならずなんだと、そのための政策だいうことを進めて参りたいと思っております。
個人的には私立大学の学費も、できるだけ早く負担が少なくなるようにしてもらいたいと思うのですが、確かに一挙にできないのであれば、
まずは「国公立大学の授業料を半額に」というのは大きな一歩になると思います。
枝野さんの発言では、「まず一期目には国公立大学の授業料半額に」とのことなので、私立大学の学費については「二期目」に期待することにしたいと思います。
また、今回の枝野さんの発言では、「現在すでに奨学金という名の教育ローンを抱えて返済に苦しんでいる人」の救済策があるのかどうかはよく分かりませんでしたので、今後でてくる政権公約でどういった表現が盛り込まれるのかに期待したいと思います。
以上【国公立大学授業料半額】立憲民主党枝野氏「直ちに着手したい」と教育政策を語るでした。