【カムカムエヴリバディ】ビリーの「当然のことです」というセリフに込められたNHKドラマ制作部の”思い”とは
昨日最終回を迎えたカムカムエヴリバディ。
三世代にわたってNHKラジオ英会話を聞き続けた女性の物語も終わりを迎えました。
最終週、主題歌の前に描かれていたのは3年後の2025年。
三代目のヒロインひなたはその2025年にラジオ英会話の講師を務めています。
そして最終回。
ひなたはラジオ英会話を一緒に行っている城田優が演ずるウイリアムローレンス(=ビリー)と映画村で偶然出会います。
その時ひなたは「来年(2026年)も番組は続くと聞いてほっとしています」と言います
それに対してビリーは「当然のことです」と答えます。
その後、ビリーは「あなたの作成したテキストは素晴らしい」と続けていますから、普通に考えれば
『ひなたの作成したテキストは素晴らしい、だから番組が続くのは当然』という意味なのでしょう。
ラジオ英会話を放送してきたNHKラジオ第2は2025年に無くなることが計画
実はラジオ英会話を放送してきたNHKラジオ第2は2025年に無くなることが計画されています。
NHK、BSは2023年度/ラジオは2025年度にチャンネル数削減へ - PHILE WEB
NHKラジオは現在のR1、R2、FMの3波から2波(AMとFM)に整理削減する方向になっています。ラジオ第2は削減して現在放送している語学講座などをネットに移すことを考えているようです。
つまり、このままの計画で行くと、
2025年ひなたが担当しているNHKラジオ第2の英会話番組は、
2026年にはラジオでは放送されていないはずなのです。
そうして考えると
「来年(2026年)も番組は続くと聞いてほっとしています」
「当然のことです」
という、ひなた と ビリーのセリフには
「2026年以降もNHKラジオ第2の英会話番組などは続くべきだし、それは当然のこと」
という、NHKドラマ制作部の強い思いが込められていたのではないでしょうか。
私はNHKとは関係がない、ただのラジオ好きの人間ですが、そんなことを考えてカムカムエヴリバディの最終回の ひなた とビリーのやり取りを聞きました。
以上、【カムカムエヴリバディ】ビリーの「当然のことです」というセリフに込められたNHKドラマ制作部の”思い”とは~NHKラジオ第2の英会話番組は2026年に放送されているのか~でした。