北海道大学令和7年度入試(2025)予告~情報Ⅰは配点なし
現在(2022年)高校1年生が挑むことになる令和7年度大学入試(2025年度入試)から
情報Ⅰが共通テスト導入されます。
先日、北海道大学が、令和7年度入試(2025)について予告を公表しています。
https://www.hokudai.ac.jp/admission/R7yokoku.pdf
それによると
「大学入学共通テストの情報Ⅰの成績は配点しません。また成績同点者の順位決定にあたっては、個別学力検査等の成績を重視します。個別学力検査等の成績も同点の場合は、大学入学共通テストの情報Ⅰ成績を活用します」
とのこと。
徳島大学令和7年度入試(2025)予告~情報Ⅰは点数化せず
徳島大学も令和7年度入試(2025)予告を発表しており、令和8年度入試(2026年度入試)までは情報Ⅰを点数化しないとのこと。
ただし、「総合判定の参考にする」とのこと。
今後、どの大学がどのように「情報Ⅰ」を扱うことになるのか注目していきたいと思っています。
以下2022/10/13追記
情報処理学会、「情報Ⅰに配点しない」に対して「不適切な入試」とコメント10/12
これに対して、一般社団法人情報処理学会は以下のようなプレス発表をしています。
令和7年度入学者選抜(令和6年度実施)において、大学入学共通テストで「情報」を必須として課すにも関わらず、配点しないと予告した国立大学があります。本会は、このような不適切な入試を看過できず、すべての受験科目に適切な配点が行なわれることを強く求めます。
大学入学共通テストで「情報」を必須としつつ配点しない入試に対する本会の見解-情報処理学会
これは明らかに、北海道大学の発表を受けてのことと思われます。
個人的には、北海道大学の対応は、高校現場で情報の教員が不足している現状では少なくとも2025年度に関しては理解できるものだと思っています。
今後、どのような団体がどのような発言をしていくのかも注目していきたいと思います。