鎌倉殿の13人~善児が殺した人たち~~ アサシン善児そして孤児トウは次に誰を狙うのか~
善児、五藤太(農民)、その妻、そして範頼を瞬殺 24話変わらぬ人
24話では物語の最初から頼朝の異母弟=範頼に死亡フラグが立っていました。
番組後半、大姫が亡くなり時政、政子が悲しむ場面。
放送時間が残り少なくなってきたので、今週はもう範頼死なないのか?
※なお、範頼は、遠江国蒲御厨(現・静岡県浜松市)で生まれ育ったため蒲冠者(かばのかじゃ)、蒲殿(かばどの)と呼ばれていました。
そう思った次のシーン。
頼朝は「誰かがワシを、源氏を呪っておる」大姫が死んだのは誰かの呪詛(呪い)、
「思い当たるのは一人しかおらん。やはり生かしておくべきではなかったか」
「梶原平三(景時)を呼べ!」と叫びます。
善児は梶原景時に仕えているのですから、この瞬間、範頼殺害は決定です・・・
範頼とその日の収穫を喜ぶ話をする農民=五藤太とその妻
次の瞬間、静かに崩れ落ちる五藤太夫婦
そして…
それを見て一瞬立ち尽くす少女=トウ(高橋愛莉)
なぜか、善児はその少女には手をかけようとはしません。
画面をよく見ると少女は善児に向かって小刀のようなものを向けています。
目の前で(おそらく)両親を殺され、自らをも殺すかもしれない人に向かって刃を向ける…
その姿に善児は何を思い、助けることにしたのでしょうか。いずれその謎解きがされるのかもしれません。
これが、今後「善児が育てる孤児」ということになります。
(オープニングテロップにもトウと出ていました)
実は、鎌倉殿の13人の公式HP配役発表第7弾では
「トウ役 山本千尋」の紹介で「善児に育てられた孤児」と紹介されています。
山本千尋さんのコメントには
「静かな覚悟を抱きながらも志を受け継ぎ、鬱憤と恩愛の狭間で生きる彼女の運命に・・・」
とあります。
「志を受け継ぎ」というのは「善児の志」ということなのでしょうか?
ということは、善児もいずれ「志」を遂げることなく大河の舞台から姿を消し、
孤児トウが善児の志を受け継ぎ、それを遂げていくことになるのでしょうか。
主役陣の今後も気になりますが、善児とトウの今後にも目が離せません。
以下は以前までの記事と今まで善児が手にかけた(手にかけたと思われる)人のまとめです。
22話義時の生きる道
第21話では、前回から死亡フラグが立っていた八重(新垣結衣)が川に流されて亡くなりました。
面倒を見ていた孤児の千鶴を助けようとしてのことですが、自らの子千鶴丸のことを思い出したのでしょう。
あー、予想通り八重が・・・と視聴者に思わせた直後の次週予告。
またしても善児の姿が一瞬映ります。
次は誰の殺害に絡むことになるのでしょうか。
ただ、今回は今までと違って善児の表情が、一瞬曇った感じに思えたのは気のせいでしょうか。
次回22話も見逃せない回になりそうです。
※放送後追記
今回は善児は「スパイ善児」。
親の仇を討とうとする曽我兄弟と北条時政の話をこっそり聞いていた善児。一瞬のシーンでしたが存在感がありました。
善児、藤原泰衡を一刀両断&静御前の子(義経の子)を・・・ 第20話「帰ってきた義経」
5/15放送の「次回予告」で善児の姿が映し出されるとネット上は「次は誰だ?」「静御前の子?」とコメントが溢れました。
大方の予想通り、5/22放映の「帰ってきた義経」では、回想という形でしたが、静御前の産んだ男子を善児が抱いて連れ去り静御前の泣き叫ぶシーンが・・・
さすがに由比ガ浜に沈めるシーンはありませんでしたが、善児が静御前の子(義経の子)の殺害に絡んでいたことが暗示されました。
さらに、義経を討つしか手はないと言う北条義時に、刀を抜く藤原泰衡(藤原秀衡=田中泯の六男)を背後から一刀両断にしたのもやはり善児でした。
はたして、善児は誰を殺害していくことになるのか、善児の今後に目が離せません。
5/15の放送。次週予告に善児が…
アサシン善児が次に誰の殺害に絡むことになるのか?
義経と静御前の間に生まれた子は由比ヶ浜に捨てられたそうですからその殺害に善児が絡むのでしょうか?
5/22の鎌倉殿の13人は善児登場で陰鬱な回になること確定ですね。
以下以前までの善児が絡んだ回についてです。
鎌倉殿の13人
梶原善が演ずる善児、第15話では上総広常(佐藤浩市)が殺されるシーンにも一枚かんでいました。
ネット上ではアサシン善児(ぜんじ)がまた!と声が上がっていました。
アサシンとは「暗殺者」を意味する assassin という英単語
善児は今までも、千鶴丸、北条宗時、江間次郎、伊藤祐親・祐清と手にかけてきました。
オープニングのテロップに善児の名前が出るだけでドキドキしてしまいます。
次に善児が手にかけるのは誰なのか?
今まで善児が手にかけた人たちをまとめておきたいと思います。
登場人物 善児 (梶原 善) | NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
善児は上総広常(佐藤浩市)殺害の立役者 第15話「足固めの儀式」
上総広常(佐藤浩市)に謀反の責任を取らせて見せしめにせよと頼朝に命じられた梶原景時(中村獅童)。
双六の勝負がついたところで石を投げつけ、気をそらしたところで切りつける景時。
応戦しようとした上総広常だが脇差がない!
実は部屋に入る際にぶつかった善児に脇差をすられていたのです。
今回は善児が直接手を下してはいないが、上総広常殺害の大きな役割を善児は演じていたのです。
善児、伊藤祐親・祐親を殺害 第11話「許されざる嘘」
頼朝の命令の下、伊藤祐親(浅野和之)に使える下人善児(梶原善)が祐親(竹財輝之助)、祐清親子を殺害。
善児が小屋から出てくると外には梶原景時(中村獅童)がいた。
善児、江間次郎を殺害 第9話「決戦前夜」
八重(新垣結衣)を逃がそうとした江間次郎(芹澤興人)を殺害。
江間次郎は八重の再婚相手で、祐親から「頼朝に(八重を)渡すくらいなら・・・分かっているな」と八重を殺すように言われます。
しかし殺すことができず八重を逃す。そこに善児が来て江間次郎を切ったのでした。
善児、北条宗時・工藤茂光を殺害 第5話「兄との約束」
北条屋敷に本尊の観音像を取りに戻った北条宗時(片岡愛之助)と工藤茂光(米本学仁)
宗時が川の水を汲んで振り返ると茂光が突っ伏している。駆け寄る宗時、その時
善児は宗時の後ろから喉元を切り殺害。
善児、千鶴丸を水に沈めて殺害 第1話「大いなる小競り合い」
千鶴丸(太田恵晴)を川に沈める。
千鶴丸は頼朝と八重の間の子。
命じたのは伊藤祐親(浅野和之)⇒祐親は11話で善児に殺される。