高校生 教科書ガイドは必要か?教科書ガイド買う?買わない?
高校に入学して悩むのが「教科書ガイド」を買う必要があるのかないのかということかも知れませんね。
きちんと自分で予習をして、授業をきちんと聞いて、そして復習をする。そうすれば教科書ガイドなんて必要ない・・・
そもそも教科書の内容が分からなければ、自分で辞書でも参考書でも調べればよいし、そうすることで本当の力がついていくのだから、教科書ガイド買うなんて必要ない・・・
ある意味正論だと思います。
それでも高校生が教科書ガイドを買う必要性についてまとめてみます。
高校生 教科書ガイドが必要な理由①
大学受験の最近の傾向として、一般受験だけでなく「推薦入試」「AO入試」といった様々な形式の受験が増えてきています。
「推薦・AO」の入学者は、全大学進学者のなんと4割を占めるのです。
その「推薦入試」は「公募制推薦入試」「指定校推薦入試」に大きく分かれますが、いずれも「評定平均」が重要になってきます。
一発勝負の入試が主流の時代は、
「受験に使わない教科は赤点さえとらなければOK」でした。
でも、「推薦入試」「AO入試」を考えると、高校1年次から「入試に使わない科目まで気を抜けない」⇒「入試に使わない教科も定期試験で少しでも良い成績を取っておかなければいけない」そんな時代になっているのです。
親の世代の高校生とは違って、1年次から定期試験1回1回が勝負なのですから、効率よい定期試験対策をするために、高校生にも教科書ガイドは必要なのです。
高校生 教科書ガイドが必要な理由②
自分は一般入試で勝負するから、「評定平均」は意識しなくても・・・という高校生もやはり教科書ガイドを買って使うことは有効です。
大学定員の厳格化の影響で、中堅から上位私立大の入試は厳しいものになってきています。
もちろん自分の受験科目の勉強が、教科書ガイドですべて終了はしません。
それぞれの受験校の出題傾向を見極め、それにふさわしい「受験勉強」を、それにふさわしいレベルの参考書・問題集で学習していかなければいけません。
そういった、自分が受験で使う教科の勉強を、しっかりと時間をかけてより深く学習していくためにも、受験で使う教科も、使わない教科も、普段の予習や復習、そして定期試験対策を効率よく行っていかなければいけません。
それを可能にしてくれるのが教科書ガイドを上手に使っての効率よい学習だと思います。やはり高校生にも教科書ガイドを買って使うことは必要なのです。
高校生 教科書ガイドが必要な理由③
それでも、
「教科書ガイド使っての勉強なんか、ずるい気がする」
「教科書ガイドなんか使ってると本当の力がつかない気がする」
だから教科書ガイドなんて必要ない!という人もいるかも知れません。
長年中学生・高校生を教えている経験からですが、
勉強の伸びていく生徒は「問題集の解答解説や模試解答解説」を上手に使える生徒です。
上手に「解答解説」を使える生徒は、「解答解説」から、
「何がその問題をきちんと解くために必要だったのか」
「次解けるようになるには、何を知り何を今後学んでいかなければいけないのか」
それを習得していき。結果成績も伸びていきます。
「答えや解答のヒントを見たがらない」生徒は、
「答えや解答のヒントを見るのは、ずるい、ダメな勉強方法だ」と思っているのでしょう。
そういった生徒は、
「何がその問題をきちんと解くために必要だったのか」
「次解けるようになるには、何を知り、何を今後学んでいかなければいけないのか」を知らないままに、次もで結局できないことが多いのです。
もしあなたが、あるいはお子様が、そういった勉強方法がしっかりと身についていて、「教科書ガイド」は必要ないのであれば、わざわざ教科書ガイドを買う必要なありません。
でも、中学時代にそういう勉強法が身についていなかった、
あるいは定期試験の結果が思わしくなかったのは、そういった勉強方法が身についていなかったからかもしれないと思うのであれば、ためらうことなく「教科書ガイド」の手助けを借りてください。
声を大にして言います。「何が大切なのか」をきちんと学ぶためにも
「教科書ガイド」は必要なアイテムだし、決してズルなんかではないのです。
高校生英語の教科書ガイド売っていない・市販されていない場合
高校生の英語の教科書ガイドは全ての教科書で発行され市販されているわけではありません。
市販されていない高校生の英語の教科書ガイド的なものが必要な場合は、下記も参考にしてみてください。
⇒高校英語教科書和訳対応ガイド
以上、高校生 教科書ガイドは必要か? 教科書ガイド買う?買わない?についての思いを書いてみました。