知の泉

地方都市で子供に携わる仕事を、20年くらいやってます。受験・子育て・教育に関することやその他自分の知的好奇心をくすぐった話題を呟いています。時々自分で食べて美味しかったもの、これ欲しいなあというものも呟いたりしてます。

浪人するか?進学するか?~滑り止めしか合格しなかった~

 浪人するか?進学するか?~滑り止めしか合格しなかった~浪人するかしないか悩んでいる人・迷っている人へ~

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大学受験、

全員が自分の第一志望の大学に合格できるわけではないのが現実。

 

最初から自分の第一志望の大学以外は受験しないと決めていた人なら、ダメなら浪人するという選択肢しかありませんね。残念ですが、もう一年勇気を奮い起こして、自分の志望する大学に再チャレンジするだけです。

 

悩んだり、迷ったりするのは、「第二志望の大学あるいは滑り止めの大学」に合格している場合ですね。

 

このまま「第二志望の大学・滑り止めの大学」に進学するべきなのか?

 

それともあくまでも第一志望の大学を目指して浪人をするべきなのか?

 

そういった、『浪人するか?進学するか?悩んでいる人・迷っている人』にメッセージです。

浪人するか?進学するか? 浪人するかしないかを本当にあなたは迷ったり悩んだりしていますか?

これは、あくまでも自分の経験ですが、「右に進むか?左に進むか?」迷ったりあるいは悩んでいる時間や期間・・・

 

後になって考えると、「自分の選択が正しい」と自分に納得させるのに十分な理由を探している時間・期間であったことが非常に多いです。

 

あなたは、今「浪人するべきか?それとも合格している滑り止めの大学に進学するべきか?」「浪人するかしないか?」そう悩んで、このサイトにたどり着いたのでしょう。

 

でも、ひょっとしたら心の奥底では、浪人するべきか、進学するべきかの答えは出ていて、その選択が正しい理由を探しているのではないですか?

 

だとしたら、これから「あなたが浪人するべき理由」と「進学するべき理由」を書いてみたいと思いますから、自分の進むべき道に進む一つのきっかけにしてもらえたらと思います。

あなたが、合格している大学には進学せず、浪人するべき理由

心の中で、「浪人しよう」と決めているくらいですから、きっとあなたは「第一志望の大学に合格できずにとても悔しい」という思いで一杯なのでしょう。

 

きっと、今志望校をあきらめて滑り止めの大学に進学しても、きっと将来後悔するだろう・・・そんな気持ちもあるのでしょう。

 

そんな気持ちで進学しても、結局1年とたたないうちに、「どうして自分は浪人してチャレンジしなかったのだろう」と思うようになります。進学した大学をやめてしまった人も大勢知っています。

 

どうせ、夏くらいに進学した大学をやめて、結局来年の受験を再び目指すくらいなら、「今、進学しないと決断して、春先から第一志望の大学を目指して浪人する」方が良いに決まっています。

 

あなたが、そこまで行きたいと思うほどの大学です。浪人して合格する人だって大勢いますよ。1年のブランクなど関係ありません。また、将来就職する時期になって、1年浪人したかどうかなど誰も見ていたりしませんから、就職に不利になるなんてこともありません。

 

そして、晴れて来春第一志望の大学に合格した時には、この1年の苦労は何物にも代えられない大きな財産になるはずです。この一年の「あなたの成功体験」は将来の自信にもつながっていきます。

 

浪人したら、親には心配もかけるし、経済的な負担もかけることになります。でもそれも親の仕事です。

 

あなたが浪人までしていきたい大学があるのであれば、親もそういった「心配や経済的負担」もいとわないでしょう。

 

最初は反対している親も、あなたの思いが通じれば、最後には応援してくれるはずですよ。

 

そして、心配や経済的負担をかけた分は、あなたの心の奥にしまい込んで、将来何らかの形で返していけばいいのです。応援してくれるのであれば、今は親に甘えて良いのですよ。

 

自分の経験を言うと、浪人時代(働きながらでしたが)一緒に苦労した友人は、今でも大切な人です。

 

妻となる人に出会い、子供も授かったのは、浪人して第一志望の大学に行ったからこそです。もし、違う選択をしていたらきっと今の妻と出会うこともなかったでしょう。

 

もちろん、厳しい一年になることはあなたも十分承知のはずですよね。来年本当に合格できるのだろうか、そういう不安もありますよね。

 

でも、「やはり浪人して第一志望を目指そう」

そう決めたあなたにはきっと頑張り切れるはずです。

 

さあ、今この瞬間、勇気を振り絞って、あなたの「浪人してもう一度頑張る」という決意を親に伝えてください。今日があなたにとって、かけがえのない1年のスタートの日です。

あなたが、浪人せずに、合格している大学に進学するべき理由

まずは、大学合格本当におめでとうございます。

 

今まで頑張ってきた成果ですね。

 

ひょっとしたら、心の奥底には、「できれば第一志望に行きたかった」という思いもあるでしょう。

 

でも、あなたが合格した大学に、本気で行きたいと思っていてもそれがかなわなかった人もいる中、みごと合格したことは誇りに思ってよいことだと思います。胸を張って進学し、新生活を送っていくことにしましょう。

 

中には、経済的な理由で「浪人する」という道を選択できないと思っている人もいるかも知れません。でも、それも含めてあなたの人生です。

 

また、「あの人は合格したのに自分は・・・」と思う人もいるかも知れません。

 

でも、合格したあの人とあなたの差は、

「どっちだろう?」と思った問題に、あの人は偶然Aをマークし、あなたは偶然Bをマークしてしまった・・・

そんな小さな差だったのかもしれません。

そんな小さな差は、あなたとあの人の優劣を決める大きな差なんかではありません。

 

きっと神様が「あなたは第一志望の大学ではなく、この大学に進学しなさい」と言っているのです。

 

あなたが進む大学で、きっとあなたは「第一志望の大学では出会えなかったモノ」に出会うことになるのでしょう。

 

それがあなたの一生の仕事・趣味になるかもしれません。今はただそれが何なのか知らないだけです。

 

あなたが進学する大学で、きっとあなたは「第一志望の大学では出会えなかった人」に出会うことになるのでしょう。

 

それがあなたの一生の友になるかもしれませんし、一生の伴侶になるのかもしれません。今はただそれが誰なのか知らないだけです。

 

あなたをその大学進学をしようという決心したのは、あなたと「その何か」「その誰か」が出会うためなのですよ。

 

あなたがこれから出会う「その何か」「その誰か」って、いったい何で、誰なのか・・・わくわくしませんか。

 

さあ、今この瞬間、第一志望だった大学への未練は捨てて、合格した大学に「進学する」という決意をしましょう。今日があなたにとって、大学生活スタートの日です。

 

浪人するか?進学するか?それでも悩んでいる人・迷っている人へ

ここまで、両方を読んでしまって、それでも浪人するか、進学するかの決心がつかず悩んだり迷ったりしている人へ。

 

大変残念ですが、「浪人してもう一度チャレンジする道」と「合格している大学へ進学する道」の両方を同時に歩むことはできません。

 

右に進めば左の道の風景は二度と見ることができません。

 

同じように、左に進めば右の道の風景は見ることができないのです。

 

どちらの道もそれぞれにきっと素晴らしい風景が見られるはずです。

 

ひとつだけアドバイスです。

 

浪人するか?進学するか?の決断は自分で決めて欲しいのです。

 

もちろん、親や先生あるいはご縁のある人の助言はたくさん聞けばよいと思います。でも、たくさんの人の意見を聞いたうえで、「浪人するか、進学するか」最後は自分で決めて欲しいと思うのです。

 

だって、これはあなたの人生なのですから。

 

そして、いったん決めたら、自分の決めた道を、後ろを振り返ることなく進んでいって欲しいと思います。きっとその道には素晴らしい風景が広がっているはずです。

 

ごめんなさい。あなたが「浪人するか、進学するか」「浪人するかしないか」という問題に、まったく外部の私が余計な口をはさんでしまいました。

 

あなたが「浪人するか、進学するか」「浪人するかしないか」は、あなたが決める、あなたの問題なのでしたものね。あなたの決める道に祝福あれ!