大学生NHK受信料契約~知らないと損する~奨学金等免除制度
春から大学進学で一人暮らしのスタート。
最近はTVをあまり見ない人も増えているようですが、それでも何となくテレビがないと寂しいだろうと、一人暮らしの家電を買う時にTVも一緒に買う人もいるかも知れませんね。
未成年の大学生でもNHK受信契約が必要
放送法第64条第1項において、NHKの放送を受信できる受信設備を設置した方は、受信契約の義務があると定められています。
未成年の大学生でも、ひとりでお住まいのお部屋にテレビを設置したような場合は、受信契約が必要になります。
NHK受信料 奨学金受給対象者等の別住居の学生免除(奨学生等免除)が2019年2月から始まっています
実は2019年2月から、
NHK受信料 奨学金受給対象者等の別住居の学生免除(奨学生等免除)というのが始まっています。
NHK受信料が全額免除になるのは以下の4つのどれかに当てはまる場合です。
①奨学金受給対象の学生で親元などと別住居の場合
日本学生支援機構(いわゆる昔の育英会ですね)、地方自治体、学校、公益法人が実施する経済的理由の選考基準がある奨学金を受給している学生
「奨学金受給対象等の別住居の学生」 免除対象の奨学金制度一覧はこちら
②授業料免除対象の学生で親元などと別住居の場合
学校が実施する授業料免除制度のうち、経済的理由の選考がある授業料免除制度の適用を受けている学生
③親元などが市町村民税非課税の学生で親元などと別住居の場合
④親元などが公的扶助受給世帯で親元などと別住居の場合
最近は、奨学金をもらいながら大学に通う学生の比率が2.6人に1人という調査もあるようですから、あなたも、あるいはあなたのお子様も該当していたりしないでしょうか?
知らずに、NHK受信料を払っていたら損しちゃいますね。
NHK受信料 奨学金受給対象者等の別住居の学生免除(奨学生等免除)の申請の仕方
NHK受信料 奨学金受給対象者等の別住居の学生免除(奨学生等免除)の申請は、インターネットでもできます。
その場合、以下の書類を撮影した写真データを送る必要があります。
上記の①奨学金受給対象の学生で親元などと別住居の場合は
「奨学生証」「奨学金貸与証明書」等
上記の②授業料免除対象の学生で親元などと別住居の場合は
「授業料免除決定通知書」「授業料免除状況証明書」等
また、NHK受信契約と一緒に行う場合には学生証の写真データも必要です。
これから大学生の方も、すでに大学生でNHK受信料金を払っている人も、該当する場合はすぐに手続きを!
いずれも⇒NHK受信料の窓口からインターネットで申し込むことができます。
ただし、一つだけ注意です。あくまでも上記は「免除の申請」ですから、大学を卒業後就職した時には、当然受信料を支払わなければいけなくなります。申し込みフォームには、親元の情報も入力しないといけませんから、就職してそのままドロンというわけにはいかないですよね。
大学生NHK受信料契約~奨学生等免除に該当しなくても家族割引50%がある~
仮に、奨学生等免除に該当していなくても、親元から離れて暮らす学生(同一生計)は50%の割引もありますから、これも利用しないのは損ですね。
大学生のNHK契約モバイル端末でキャッシュカード・クレジットカード!?
これは、補足で数年前我が家の子供が一人暮らしをした時のことです。
一人暮らしをしてしばらくした時、子供から連絡がありました。
子供「NHKの人が来て、契約した」
私「へー、大丈夫だった?」
子供「うん、ちゃんと社員証みたいの持ってた。自分の郵便局の口座引き落としにしたよ」
私「色々書類書いたんだ?」
子供「うん、書類書いて、キャッシュカードをピッて・・・」
えっ! キャッシュカード??? それって詐欺とかじゃない!!!!
当時は大分心配して、いろいろ調べたら、NHKの受信契約を取る人は上のようなモバイル端末持っていて、「ピッ」って口座登録できるようになってるんだとのこと。
知らずに私みたいに「詐欺じゃない??」って心配する必要はいらないようです。
まあ、そんな心配しなくても済むように、もし大学生の一人暮らしでTVを買うなら、事前に自分でNHK受信契約して、免除になるものならその手続きもしてしまうのが安心ですね。
以上、大学生NHK受信料契約~知らないと損する~奨学生等免除制度についてでした。