知の泉

地方都市で子供に携わる仕事を、20年くらいやってます。受験・子育て・教育に関することやその他自分の知的好奇心をくすぐった話題を呟いています。時々自分で食べて美味しかったもの、これ欲しいなあというものも呟いたりしてます。

【9月入学】安倍総理・萩生田文科大臣の発言 4/29国会答弁

9月入学 安倍総理の発言 4/29国会答弁

以下、衆議院予算委員会で玉木雄一郎議員の質問に対しての安倍総理の答弁

 

学校休業の長期化を見越して9月入学、9月新学期の動きについて、子供たちや保護者はもとより社会全体に大きな影響を及ぼすのだから慎重にという意見もあることは十分に承知をしておりますが、これぐらい大きな変化がある中においては「まんびろに?」様々な選択肢を検討していきたい、こう考えております。

 

※「まんびろに」の部分は、どうしてもそうとしか聞こえませんでしたが、何のことか、あるいは言い間違いかは分かりません。ひょっとして「前広に」だったかも知れません・・・

 

9月入学 萩生田文科大臣の発言 4/29国会答弁

同じく、衆議院予算委員会で玉木雄一郎議員の質問に対しての萩生田文科大臣の答弁

9月(入学)の件なんですけれど、(玉木)先生、省令でできるんだろうってオンでけっこう言っていただいてんですけれど、関連法案いくつもございますんで、そんなに簡単なことではございません。

しかし、この状況を考えると、先ほど総理も答弁されました通り、いろんな事考えていかないとですね、子供たちの学びの保証ができないと思ってますので、文科省だけで完結する問題でありませんし、社会全体に影響を及ぼすものでありますが、各方面との調整を少しずつしながら、仮に我が国の社会全体の問題として広く国民の間で認識が共有できるのであれば、私としては大きな選択肢の一つだと思っていますので、そう言った取り組みをして参りたいと思います。

 


以上が【9月入学】に関しての安倍総理・萩生田文科大臣の4/29国会答弁書き起こしです。

 

昨年、英語民間試験・記述式の延期問題の時の萩生田文科大臣の委員会答弁もずいぶん聞いたつもりです。

 

ある意味、萩生田文科大臣は自分の気持ちに正直な発言をする方だと感じています。

 

今日の萩生田大臣の「大きな選択肢の一つ」という発言で、本気で文科省でシュミレーションをしているということなのだと感じました。

 

さらに、安倍総理が同じように「様々な選択肢を検討したい」と発言をしたということは、少なくても安倍総理・萩生田文科大臣の間で何らかの意思の統一がなされているのではないかとも感じました。

 

今日は、全国知事会でも9月入学の件が話題になるそうです。

 

今後、我が国の社会全体の問題として広く国民の間で認識が共有されていくのかどうか、それが9月入学に政府・文科省が踏み切るのかどうかの分かれ目になるのではないかと思っています。

 

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